2011年冬季昇級審査会(第12回)から2014年夏季昇級審査会(第20回)までの記録です。
 
  *第1回から第11回審査会まで(07年秋から11年夏まで)は左の項目からどうぞ。
 
夏季昇級審査会 第20回昇級審査会 7月21日
  
  
 毎年のことながら、今年も蒸し返すような暑さの中『夏季昇級審査会』が開催されました。

 今年も熱中症対策としまして受審者を厳選した上で『同時開催の2部制』により進行しました。

 昇級審査の型審査の方は「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

(全体的に残念ながら今回は数名の保留者が出てしまいました。保留となってしまった道場生には奮起を促したいところです。)

 『昇段審査受審資格査定テスト』は今回、今年の昇段審査受審者の最終選考を兼ねて行われました。

今年の昇段審査に挑戦する『最後のチャンス』を掴むためにと、いつも以上に1級道場生たちの意気込みが感じられました。

 また今回から新たに、黒帯道場生を対象とした『有段者実力査定テスト』が行われることとなりました。

これは彼らの今後の昇段において、定期的に厳しく(基本・型・組手の)技術確認を行うことによって着実にそれらの技量を向上させていき、昇段するのに相応の経験(キャリア)を積み重ねていくことを目的とするものです。

その一環として、今回前半の閉会式前にI・K初段(下九沢道場)とT・K初段(渋谷道場)が演武を披露しました。

多くの道場生が周囲を囲んだ『緊張感が漂う空気』の中、見事に演武を成功させました。

終始落ち着いた佇まいで、勇敢に演武を行った両初段。

その『模範となる姿勢』に道場生や観客席の方々から多くの拍手を受けておりました。

 組手審査は『連続組手』方式(最後までやり遂げることが合格条件)と勝敗を競い合う『組手試合』方式に分けての審査となりました。

蒸し返すような暑さの中、体力的には大変厳しかったと思いますが、接戦が多く白熱した戦いが繰り広げられました。

 2014年度の昇段審査受審候補者の最終選考を行う今回の『夏季昇級審査会』。

 今年度の昇段審査会に挑戦するのは誰でしょうか? ご覧ください。

 

 
 開会前
少し緊張気味に黙想をして待つ受審者たち。先輩1級が見守ります。
筆記テスト開始!終わったら静かに開会を待ちます。
 
 基本技審査
 
数多く蹴るので結構キツイ?ファイト!
 
基礎体力審査
苦手な子が多い柔軟性の審査。
「ヨイショッ!」残念ながら床には届かず…
 
青・オレンジ帯型審査

先に初級者の型審査が行われました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧ください。


青帯型審査 『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』

 
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』

 
白帯審査 
 
 初めての審査会挑戦!かなり緊張していましたが皆頑張りました!
  
 
『約束組手』
 
それぞれの挑戦者にチェック係がつき厳しく審査します。
 

高学年の白帯受審者は色帯先輩が相手をします。ガンバレ!
    

最後に基礎体力の審査。先輩もかつて通った『道』。厳しくも温かく見守ります。

  
 
 
 
昇級組手審査『連続組手』
 
規定の人数をクリアすることを求められる厳しい審査。それぞれのグループの奮闘ぶりをご覧下さい!
 

 Aグループ
 

 
 Bグループ
 


  


青・オレンジ・白帯審査会閉会式


夏季審査会につき先に初級者の閉会式を行います。先生の総評を真剣に聞きます。
 
 有段者演武
 
 
●Ⅰ・K初段 (下九沢道場所属  

型『撃塞小(ゲキサイショウ)』からの杉板・瓦試割り

T・K初段 (渋谷笹塚道場所属)
 
型『征遠鎮(セイエンチン)』からのバット折り 瓦試割り

  
  
一年ぶりの演武は黒帯二人のダブル演武で!『両者の静かな戦い』に場内も緊張感が漂う。



 型演武
型 『撃塞小』
 
型 『征遠鎮』
 
試割り演武

I・K初段はスピードと集中力で勝負!見事!!
 

T・K初段は鍛えられた技でバットを真っ二つ!


最後は二人同時に瓦割り!


張りつめた空気の中、粛々と進行された演武も最後は場内が大きな拍手に包まれました!
 
 
茶・緑線・緑・黄・青・オレンジ帯型審査
 
採点方式により、全帯の審査が『厳しく』」行われました。
   
 
茶帯『平安Ⅴ』



 
 
緑線帯『平安Ⅳ』
 


 
緑帯『平安Ⅲ』
 


 
帯『平安Ⅱ』
 

 

誰が一番かな?それぞれの帯の受審者の奮闘ぶりをご覧ください。

   
 
 
  

昇段審査受審資格査定テスト
 
今年の昇段審査挑戦者の最終選考を兼ねた『最後の戦い』- この中から飛び出すのは誰か?

 『切磋琢磨』 このグループに入り揉まれることによって黒帯として相応しい実力を着実に身につけます。
 
 
 
 
 
 
 
掴め!空手の星!この中から飛び出して黒帯を締めるのは誰だ―


 型 『臥竜』


   

  型 『十八』
 
 
 
基礎体力テストも上級者並のハードさ。
先生方のアドバイスを真剣に聞く。
 
有段者実力査定テスト(仮称)
 
『黒帯への道』の先の世界。 『誠への道』を目指してついにスタートー


見守る仲間の熱い視線と先生方の厳しい視線を受けて、型『撃塞小』。
 
  昇級組手審査『連続組手』
     
 後半は中・上級者の連続組手!それぞれのグループの奮闘ぶりをご覧下さい!
いよいよ組手審査に。緊張した表情です。
組手前でも渋谷道場軍団はリラックス?!
 
 Cグループ
  
 
 
 
 Dグループ
 
 
  
 
 
組手試合
 
『朋有り遠方より来たる―』 同じ志を持つライバル同士、年三回の激しい『再会』
  
        
 
激しい打ち合いの中、必死にガード!
上段回し蹴りが鋭くヒット!   
 
 
物凄い勢いでの飛び膝蹴り!
 
男子も女子も真剣な表情は凛々しく力強いです。
 
 
勝っても負けても・・・ 勇気を出して頑張ったこの経験が心を育む。  
 
 
 
  最終試合
上級者の固いガード!
上段回し蹴り!
 
 
最後はお互いの健闘をたたえ合って・・・『両手』で握手!
 
 
 
 道場交流上級者スパーリング
 
上級者の中から希望者を募り、交流スパーリング。勝敗はつけませんが緊張感が漂います。
 
 
*審査員の先生方との審議の結果、昇段審査受審候補者の技量について厳しいことに「現時点での昇段審査挑戦は時期尚早ではないか」という意見が多く出されました。
  今後3ヶ月間『特訓』を受けた上で再度最終的な審議を行い、本年度に挑戦するのか来年度に挑戦するのかを正式に決定する運びとなりました。
 
 
最後まで残った仲間と記念撮影。次回『冬季昇級審査会』には少しでも強くなって・・・再会だ!
 
 
 
春季昇級審査会  第19回昇級審査会 3月21日
 
   

 2014年、最初の審査会である『春季昇級審査会』が卒業・終了式を終えて間もない3月21日に行われました。

過去最多となる5人の黒帯が誕生した4か月前の『冬季昇級審査会』-

「次はボクが黒帯を…」とばかりに『春季昇級審査会』・『昇段審査受審資格査定テスト』ともに新たなるスタートを感じさせる内容となりました。

型の昇級審査は全ての帯が厳しい採点制で行われました。

今回は型審査においては、若干稽古不足であったように感じられました。

年末年始の休み、大雪の影響による稽古中止・風邪・インフルエンザ(学級閉鎖も含む)による欠席などの影響と思われます。

結果、残念ながら多くの保留者が出てしまいました。

道場としましても審査会前に稽古に参加したくても出来なかった道場生が多かったのではないかと考慮した上で、今回に限り再審査を1ヶ月後に行うことを決定しました。

もう一度じっくり学び直して技量を磨き高めた上で、再審査に臨んで頂ければと思います。

『昇段審査受審資格査定テスト』はここ3~4年に空手修行を始めた新しい世代の1級が目覚ましい勢いで台頭してきたことを印象付けられました。

それは6~7年間稽古している中学・高校生が多いこのグループの中で、最後まで残ったのはなんと全員小学5年生の4名という予想外の結果となったからです。

 (またそのうち3名が渋谷道場生であったというのも現在の渋谷道場の勢いを強く感じました。)

この4名は組手・型ともに審査員の先生方の評価も高く、そのうち彼らが中心となっていくのではないかという青武学舎の『未来図』を感じさせる活躍を見せてくれました。

またその反面、『地力のある』中学・高校生1級道場生は「まだまだ!こんなものではない!」。

この悔しさをバネに大いなる奮起を期待したいところです。

『2014年最初の戦い』  黒帯に向けて輝き出すのは誰か?

この『黒帯への道』のコーナーを通じて今年も見守って頂ければと思います。


 開会前

ズラリと揃った黒帯道場生。キマってます!
先生と長く稽古しているので説明の理解も早いです!
 
受付もスタッフの方々のおかげで早く終わりました
(有難うございます!)。
筆記テストの用紙を先輩から『両手』で頂きます。
 
筆記テスト。これも真剣勝負です!「ん~・・・?」
終わったら各自黙想して心を落ち着かせます。




 基本技審査
  

まずは元気良く掛け声をあげて、基本技の審査から。受審者の気合いの入った表情をご覧ください
 
 
 


 基礎体力審査

青武学舎の基礎体力審査は厳しい?毎日コツコツ自分から努力することを伝えるための審査です。
初心者と上級者では『回数』が違います。
延々と続くけど逞しく乗り切る上級者!
強くなったね・・・
 
 
柔軟性の審査。これは上級者も苦手?
「ボク、できます!」オレンジ帯クン!
 

 型審査
 
 茶色帯型審査『平安Ⅴ』
 
1級(茶線帯)への挑戦!ここまで頑張ってきたのだから・・・絶対に合格するぞ!


  
少し緊張気味の挑戦者!目標の1級まであと少し・・・ファイト!



 緑線・緑・黄・青・オレンジ帯型審査

 
採点方式により、全帯の審査が『厳しく』」行われました。
   

緑線帯『平安Ⅳ』



緑帯『平安Ⅲ』



黄帯『平安Ⅱ』


青帯『太極Ⅲ・平安Ⅰ』



オレンジ帯『太極Ⅰ・Ⅱ』



誰が一番かな?!それぞれの帯の受審者の奮闘ぶりをご覧ください。
 
  
 
  

 白帯審査
 

  
初めての審査会挑戦!かなり緊張していましたが皆頑張りました!

 『約束組手』
  
 
初めて会う人と対戦するので緊張気味?
横の仲間が気になる?


  基礎体力審査
 負けるな!白帯とはいえ、青武学舎の基礎体力テストはハードです。 


多くの人が見守るなかで、全員最後まで良く頑張りました!
 
 
昇段審査受審資格査定テスト
    
今回は予想外の結果に?最後まで残るのは誰か?上級者の『真剣勝負』をご覧下さい。
 
 



  
   





 先輩たちが次々と退場していく中、最後まで残ったのは新世代?のこの4人。驚かせられました!

   

   最後は『上級者レベル』の基礎体力テスト。皆全力で挑戦しました!
 
 
昇級組手審査『連続組手』
  
  
 
 規定の人数をクリアすることを求められる厳しい審査。それぞれのグループの奮闘ぶりをご覧下さい!

 Aグループ
       


  
   

 Bグループ
     


   


 Cグループ
    


  
  

 Dグループ
           

  
    
  


 Eグループ
    


  


組手試合

年に3回の各道場代表者対抗戦!後輩たちの応援を背に・・・いざ勝負!

 
上段蹴りが炸裂!
これは『技有り』?見事な踵落し!
 
 
「負けてたまるか!」  続く接戦・熱闘―  立ち塞がる相手を見据える熱い眼光
 


一瞬の隙をついたギリギリの戦いが続きます―



  
『真剣な場』でこそ瞬間的にこぼれ出でる 『胸一杯の表情』
 
 
緊張感に揺さぶられる心の内、嵐のような呼吸の音。 隠して―  『不動立ち』


  


『勝敗』から学ぶもの。    自己の心との戦いの中で―

(勝ちたかった・・・)           (『自分に』負けなかった・・・)

 
 最終試合

序盤戦は『勢いのある攻撃の1級』と『的確な守りを行う黒帯』と対照的でした。
 
そして終盤戦は激しい攻防に!



『己に克ちて礼に復る』

(激闘の疲れを見せずに)淡々と、そして深々と『礼』。青武学舎道場生の在り方が表れた1枚です。
 
閉会式
初級者も上級者も心静かに・・・『黙想』

  長い長い戦いの日が終わりました・・・それぞれの胸に去来するものは何か?


    ライバルたちよ!お互いに鍛えて強くなって、より大きくなって・・・夏季昇級審査会で再会だ!


冬季昇級審査会   第18回昇級・第3回昇段審査会 11月23日


 
   昇段審査受審者の最終選考が行われた『夏季昇級審査会』から4カ月-

 いよいよ今年最後の審査会となる『冬季昇級審査会』において青武学舎『第3回昇段審査会』が同時に開催されることとなりました。

 以前にもこのコーナーで説明致しましたが、青武学舎において昇段審査会に関しては毎年必ず開催する恒例行事ではなく、『該当者なしの場合は行わない』という『厳しいスタンス』を取っております。

そのような状況で行われる『厳しい選考』を潜り抜けて、晴れて今回5名の道場生が昇段審査に挑戦することになりました。

 しかしながら『夏季昇級審査会』において来場された審査員の先生方の評価は厳しく「現状では昇段は難しいのでは…」という意見が多く見受けられました。

それに危機感を感じてか?4カ月もの間この日を目指し、いわば『背水の陣』で臨むかのような緊張感を漂わせながら各人、それぞれの道場で稽古を積み重ねて来ました。

 またこの昇段審査受審者の5名のうち3名が高校受験を控えており、時間に限りのある厳しい状況下において、必死に技を磨く姿はそれぞれの道場において道場生たちに良い影響を与えてくれたと思います。

当日が近づくにつれて稽古はより真剣なものとなり、皆で「目指せ11月23日」と彼らの気持ちが熱くなっていくのが感じられました。

結果、どの道場も全体的に各自集中して充実した稽古が行えた為、組手試合・連続組手ともに接戦の多い『当日の会場の寒さを吹き飛ばすような』白熱した内容となりました。

 型の昇級審査は全帯「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

いつもながら「ミスをしないように…」と緊張した面持ちで審査開始の直前まで型の確認稽古を行う色帯道場生の姿が会場の至る所で見られました。

  『昇段審査受審資格査定テスト』は今回、型は『臥竜(ガリュウ)』『十八(セイパイ)』に限定され、基本・移動技を中心に昇段審査と合同に行われました。

初めての試みではありますが『今現在昇段審査に挑戦している者』と、「(出来ることならば)いつか私も黒帯に挑戦したい」と『未来に夢描いている者』との対比がどことなく表れたものとなり興味深いものとなりました。
   

特に『昇段審査受審資格査定テスト』として参加していた1級の道場生の視界には最前列で緊張感と戦いながらも必死に昇段審査に挑戦している5人がどのように映ったことか? 気になるところです。

 今回も昨年同様、『昇級審査会』『昇段審査受審資格査定テスト』『第3回昇段審査会』と青武学舎審査会史上最長時間にまで及んだボリュームの『冬季昇級審査会』。

その模様を特に勇敢に昇段審査に挑戦した5名の道場生に敬意を込めて、彼らが実際に経験した『熱く燃えた』長い長い一日を極力お伝え出来る様、数多くの写真を使ってレポート致します。

果して今年度、黒帯は誕生するのか?

当日の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい。


昇段指導力テスト・昇級筆記テスト

今回も筆記テストと同時に行われた青武学舎独自の昇段指導力テスト。
 
    

全員技を指導するのは『初対面』の子。時間にも限りがあるので『真心』だけでなく『頭』も使います。


「ここをまげてね・・・」
目線を彼らの高さに合わせて・・・

習う側の色帯の皆も初対面の先輩相手に緊張気味です。よく頑張りました!
 
基本技審査
 
今回は昇段・昇級審査合同で行いました
  

上級者・初級者ともに同じ課題を審査されました。

 
色帯基礎体力テスト
 
しっかり下まで落として・・・
お腹まで床に着いてるかな?





  

型審査


 茶帯型審査『平安Ⅴ』・緑線帯(3級)型審査『平安Ⅳ』 ・緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』

それぞれの帯の道場生の奮闘ぶりをご覧ください

     


  


  

  黄帯型審査『平安Ⅱ』

 
  
 
 青帯型審査 『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』

 
 
 
 
  
  



  
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
  
審査員の先生の指導を受ける。いつに無く緊張した顔つき?
 
白帯審査
約束組手

初めての審査会。かなり緊張していましたが・・・

初対面同士での約束組手。うまく出来たかな?
審査員の先輩が厳しく採点します。ドキドキ・・・
 
うまくキマってる?
落ち着いてしっかりと・・・

  
 

昇段基本移動稽古審査・昇段審査受審資格査定テスト
 

今回は昇段審査と査定テスト合同で。最前列固定で昇段審査挑戦者が並ぶ。
 
基本技審査

  
 
 
 
移動稽古審査

「来年は僕が(私が)・・・」 この中から誰が飛び出すか?1級黒帯候補者たち
 
 

 
昇段型審査
 
ついに迎えた『勝負のこの時』 「絶対に・・・」 昇段審査受審者たち―


(同時に進行していた)査定テストのグループが退場しても昇段審査はまだまだ続く・・・




~ここで審査時の写真を交えて第3回昇段審査会受審者をご紹介します~

  
I・K1級 (下九沢道場所属・空手歴6年4カ月)


  
H・Y1級 (下九沢道場所属・空手歴6年4カ月)
 

  
Ⅰ・Ⅰ1級  (渋谷道場所属・空手歴6年8か月)
  

  
N・K1級 (下九沢道場所属・空手歴5年9カ月)
  


道場の仲間が見守る中、必死に長時間に亘り型審査に臨んだ5名。頑張った!

 
上級者基礎体力テスト
拳立て伏せの回数も『上級者レベル』
昇段審査挑戦者も思わず苦しい表情?


 
白帯基礎体力テスト

白帯最後の審査は基礎体力審査。とくに最後まで諦めない精神力を審査します。

 
あと少し!負けるな!!


今回は見事に全員クリアしました!頑張ったね!!

 
昇級連続組手審査 

    
今回は接戦が多く苦しい組手が続きました。彼らの頑張りをご覧ください。


 Aグループ

 
 Bグループ

  
 
 Cグループ
 
 
 グループ
  
 
 
 
  
  
 
 
組手試合  
 
応援を背にして― 各道場代表者の『真剣勝負』。一人じゃないぞ!負けるな!
  
    
「負けたくない!」という気持ちが伺える激しい打ち合い。
 
跳びあがっての回し蹴り。
上段回し蹴りを必死に捌く!
 
女子同士の試合も真剣です。
心を強く磨く―「誰にも頼らない。
自分の力で・・・」
 
受けてからの捌きを狙うも・・・
回し蹴りが交差する―
 
正面から前蹴りを狙う。
下段回し蹴りをブロック!
 

試合の合間での様々な思い、そしてその『表情』
 

 
昇段連続組手
 
自分自身のために・・・ 覚悟を決めて、「やってみせるぞ!」

まずはⅠ1級が挑戦!気合いが入ってます!!
 
落ち着いて相手の動きを読みながら・・・
負けられない!渋谷道場の『同志』と―


続いてK1級が登場!素早い動きで相手を翻弄する。
 
左右へ足を運びながらの下段回し蹴り。
上段回し蹴りが炸裂!   「一本!」
 
 
 
秘めた闘志を燃やして・・・Y1級のチャレンジ!
気迫の込もった下突きを連打。
キレの良い中段回し蹴り!



K1級の連続組手。上段蹴りが襲いかかる!

     
前回欠場のK1級は少し緊張気味?
これは見事に一本!


 
 
 
またしても大きな壁として立ち塞がった黒帯道場生の存在
審査員の先生方にも高い評価を得ていたT・A初段T・K初段の組手。黒帯を背負って稽古を積んできた重厚さを感じさせる。
 
多彩な蹴り技で攻め立てるA初段。
身体を大きく使うK初段の下突き。
 
簡単には攻め込ませない
黒帯の『硬い』ガード。
突きの連打で場外まで追い込む。

       


            
「んー・・・・・!」   悔しさをバネにして・・・   最後まで諦めるな!!
 
 
ミット打ち込み
 
 
 
『誠を尽くす』 燻るのではなく、悔いを残さず最後まで燃え上がれ―

            当初予定にはありませんでしたが)直接先生がミットを持ち、受審者の全力を『正面から』受け止める。

 
 
 
 
全審査終了
 
 気を抜かず 「最後まで崩れずに」 滴る汗を拭う前に審査して頂いた先生方に挨拶に向かいます。

   
   
 
 
昇段審査合格発表
 
今回も迅速に集計を行い即日合格発表となりました。黒帯が誕生する瞬間です。

        
 5名とも集計の結果及び審査員の先生方にもお許しを得て、見事に合格となりました! 
 岡本先生より仮帯が授与されます。

早速仮帯を締める昇段者の5人。 
 
昇段者挨拶

 
昇段者の今現在の『胸一杯の思い』を言葉にのせて・・・ その内容のほとんどが周囲に対する感謝の言葉でした(立派!)。
 
 
一人一人の手を握り言葉を掛ける先生。鬼?の先生もこの時は笑顔に。
 

閉会式
      長時間に亘って行われた今回の冬季審査会。(小さな子にとっては長くて大変だったでしょうが)
 『昇段審査会』を間近で見たことは良い『見取り稽古』になったのではないかと思います。


 
 
 
 
昨年に引き続き!おまけです 最後に審査会後の様子を☆ ある意味これも青武学舎…?
 
 
 
 
審査会終了後、先生と黒帯道場生でこの日昇段した5人と記念撮影をしていると・・・
先生が戻られた後、今年も隙を見て・・・1級道場生が『ノーサイド・おめでとう乱入』!
 
し・か・し…
 勢いづいたY1級が見事にずっこける!(笑)!(笑)!(笑)!

     「いつかは自分も黒帯を・・・オス↓」
by Y1級
 
 
*キミなら出来る!頑張れ!!
 
 
 
夏季昇級審査会  第17回昇級審査会7月15日 
 
  
 
  例年より早い梅雨明けとなったこの夏、蒸し返すような暑さの中『夏季昇級審査会』が開催されました。

今年も熱中症対策として『同時開催の2部制』を採り、まだ幼く体が余り丈夫ではないと思われる幼年・初級者(白・オレンジ・青帯)の部は会の前半に先に審査を終了し、一度その部のみの閉会式を行った後に中・上級者の部の審査・組手試合が進行されました。

また受審者も厳選しましたが、それでも『昇段審査受審資格査定テスト』や組手試合に出場する道場生を合わせると100名を超える多人数となり今回も大盛況となりました。

型の審査は今回全ての帯が「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

 上級者の茶帯が1級(茶線帯)受審時にこの形式で審査される事は珍しく、いつに無く?入念に型の順番を確認している姿が見受けられました。

全体的に今回は数名の保留者が出てしまい、保留となってしまった道場生には奮起を促したいところです。

 今回前半の閉会式前に『有段者演武』として昨年昇段したK・H初段(下九沢道場)が演武(型『十八(セイパイ)』からの瓦割り)を披露しました。
豪快に見事演武を成功させたK・H初段に初めて瓦割りを見る初級者の子たちもびっくり!
  驚いた表情でその健闘ぶりを拍手で称えておりました。

『昇段審査受審資格査定テスト』は過去最大人数での開催となりました。

 青武学舎では昇段における(精神面は別として)技術面での明確な基準が掲げられており、この『昇段審査受審資格査定テスト』を通じて広く道場生・関係者に浸透している模様です。  

  嬉しいことに1級に昇級してからさらにやる気を出して黒帯を志す道場生も多く見られます。 

 「最後まで勝ち残るのは誰か?」といわれる『昇段審査受審資格査定テストの世界』は決して容易いものではありません。

しかしながら多くの道場生が見守る中、このテストを一つ一つクリアしていくことに意義があり、周囲も認め、自分自身も(その実力に)納得することが出来る『真の黒帯』になり得るのではないかと思います。

 組手審査は『連続組手』方式(最後までやり遂げることが合格条件)と勝敗を競い合う『組手試合』方式に分けての審査となりました。

2013年度の昇段審査受審候補者の最終選考を行う今回の『夏季昇級審査会』。

 今年度の昇段審査会に挑戦するのは誰でしょうか? ご覧ください。

 

開会直前。 型の稽古を各帯に分かれて入念に行う。
ズラリと並んだ今回の受審者たち。

筆記テスト

筆記テストは全学年一斉にスタートします。
早く終わった人は黙想しながらこれからの戦いに備える。
 
基本技審査
 
「気合い入れて!!!」  大きな掛け声を上げながら元気良く基本技を反復する。
 
頑張れ!もっと腰を落として!
どの顔も真剣な表情です。
 
基礎体力審査
上級者は拳立て伏せを数多く行います。
柔軟性のテスト。出来た人は元気良く挙手します。
 
型審査
 
先に初級者の型審査が行われました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧ください。
 
 
青帯型審査 『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』

 
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
    
            
 
 
白帯審査
 
 
白帯にとって初めての審査会。緊張しながらも頑張りました!
 
約束組手

         
 
 
高学年の白帯受審者は茶帯先輩が相手をします。やっぱり先輩は力強い?
 
白帯基礎体力テスト

   最後までやり抜くことが求められる白帯の基礎体力テスト。体力だけでなく精神力も鍛えられます。
 
 
オレンジ・青帯連続組手

連続組手も『道場対抗戦』。仲間も見守り応援します。

 
 
青・オレンジ・白帯審査会閉会式
 
熱中症対策の為、先に初級者の閉会式を行いました。先生の総評を聞きます。

有段者演武

K・H初段 (下九沢道場所属
 
型『十八(セイパイ)』からの瓦試割り


今回初めて行われる『有段者演武』 昨年昇段したK・H初段が「黒帯を締めて」審査会初登場
 
 
 
 

この日の為に厳しい稽古を積んできたK・H初段。プレッシャーを跳ね除け見事成功!会場が大きな拍手に包まれました!
    
 
中・上級型審査
 
 
今回は中・上級者も全ての帯が採点方式で審査されました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧下さい。

黄帯型審査『平安Ⅱ』



緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』

 

緑線帯(3級)型審査『平安Ⅳ』




茶帯型審査『平安Ⅴ』




「ボクが!(わたしが…)一番だ!」各帯の型審査での真剣な表情をご覧下さい。

 



 



昇段審査受審資格査定テスト

過去最大人数で行われた昇段審査受審資格査定テスト。この中で「一番輝く」のは誰か?ご覧ください。

 
 
  
 
  
     
 
 
数多くの挑戦者の中から最終的に残ったのはこの4人。厳しいテストは続きます。
   
  

         
最後に再び全員揃って「厳しい」基礎体力テスト。先生も思わず?「頑張れ!」

 
中・上級者連続組手
 
 
最後までやり遂げることが出来るか?中・上級者の『激しい戦い』―
 
 
「負けてたまるか!」激しい打ち合い 
上段回し蹴りが炸裂!

強い意志が無ければ規定の人数を戦い抜くことは出来ません。
 
組手試合
 
 
各道場の実力者の4ヶ月ぶりの再会は『真剣勝負』で。  「ボクはキミに勝ちたくて、苦しい稽古に耐えてきた・・・」

 
 勝ちたい気持ちを抑えられない?跳び技の攻防
 
後ろ回し蹴りが炸裂!
下段回し蹴りをジャンプでかわす!!
 
『間一髪』  ギリギリでディフェンスするスリリングな攻防
 
打ち勝つのはどっちだ?!『上段回し蹴り』対『下段回し蹴り』
 
厳しい稽古の賜物。 男子に比べて女子道場生は防御技術に長けております。
 
「最後まで絶対諦めない!」「勝つのはボクだ!」― 闘志あふれる表情をご覧下さい
 

「黒帯を締める者は強くなければならない」
 
 
今年度の昇段審査受審候補者の前に立ちはだかった『黒帯の壁』

   
『青武学舎黒帯のあるべき姿』を『強さ』で表したT・K初段(渋谷道場) 強烈な正拳突きが炸裂!

必死に食い下がる候補者の二人。その姿が後輩たちの胸を打つ― 「先輩・・・負けるな!」




閉会式(今年度昇段審査会受審者発表)

 

 
 
 
 
 今回の『昇段審査受審資格査定テスト』の内容を考慮し審議した結果、次回冬季昇級審査会とともに開催される予定の『第3回昇段審査会』受審者の最終的な選考が行われ、最終的にH・Y(下九沢道場)N・K(下九沢道場)I・I(渋谷道場)K・K(下九沢道場*今回欠場)各1級、他1名の5名が昇段審査を受審することが決定し、先生から発表されました。
         

  
最後に次回昇級審査会で行われる昇段審査に挑戦する3名による決意表明? 皆の前で勇気を出して合格宣言!

最後まで残った中・上級者で一枚。「次回までお互いもっと鍛えて、もっと強くなって・・・また戦おう!」


春季昇級審査会  第16回昇級審査会 3月20日
 
 
4人の黒帯が誕生した昨年の『冬季昇級審査会』から4か月―  

2013年、青武学舎初の道場行事でもある『春季昇級審査会』が例年に比べて少し早めの3月20日に開催されました。

今回は年末年始の休暇を挟みなおかつ少し早い時期での開催ということで、道場としましては「焦らせず、しっかりと実力を高めてから受審した方が良い」という考えのもと受審者を厳選することとなりました
(その為、受審できず、悔しがっていた子を各道場で多く見かけました)。

それでも『昇段審査受審資格査定テスト』や組手試合に出場する道場生を合わせると100名を超える多人数となり今回も大盛況となりました。 

型の審査はオレンジ・青・黄・緑帯は「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

この採点制型審査の厳しさも道場生の間でも浸透してきた?様で審査会が始まる直前まで入念に型の稽古を道場の仲間と確認し合っておりました。

各道場でも型の稽古の際はご父兄の方々が心配した様子で見守っておりました。  

 緑線・茶帯の上級者は勝敗を決する型試合として行われました。
こちらは実力が拮抗しており、判定を下すのに悩まされる程の接戦が繰り広げられました。 

『昇段審査受審資格査定テスト』は過去最大人数での開催となりました。

初めて念願の1級となり、挑戦する「ニューフェイス」も多く見られ、この1級のグループの風景も大分変ってきた模様です。

 「最後まで残るのは誰か?」といわれる『昇段審査受審資格査定テスト』の世界―  

初挑戦の1級道場生にはどう感じたか興味深いところです。

組手審査は最後までやり遂げることが合格条件の『連続組手』と勝敗を競い合う『組手試合』で審査されました。

どちらも白熱した内容でしたが、小学3・4年生の受け技の進歩が目に付きました。

伸び盛りのこの年代。今年は4・5年生に進級する彼らに期待が持てそうです。

今回は全体を通じて組手前後の礼も各人丁寧に行っており好感が持てました。

やはり強くなることも大切ではありますが、『空手道青少年育成武道教育学舎』の道場生としてその方針が表れた立ち振る舞いが自然と行える様に今後も忘れずに継続して行くことを期待したいところです。

2013年、黒帯に向けて飛び出すのは誰か? この『黒帯への道』のコーナーを通じて今年も見守って頂ければと思います

 
開会式前の様子。お話したり受けの稽古をしたり様々。
当日発表の組手対戦表を緊張した表情で見る。
 
 
 筆記テスト・開会式
開会式での『黙想』。いよいよ始まる…
筆記テストを渡される。きちんと両手で頂き『礼』。
 
「始め!」の合図と同時に勢い良くに答案用紙に記入して行く。
早く終わったらこれから始まる戦いに備えて『黙想』。

 

基本技審査

「気合いをいれて!」 大きな掛け声を上げて基本技の審査がスタート!

初級者上級者ともに元気な掛け声を上げながら頑張りました。

頑張れ!白帯クン!
『上段回し蹴り』の審査。

 

基礎体力審査

「もっと深く落として!」  拳立て伏せの審査。 
柔軟性も審査されます。

「お腹までピッタリ床に付いた人はいますか?」 「オスッ!」

 
 
型審査
 
 今回はオレンジ・青・黄・緑帯は採点形式で、緑線帯以上は試合形式で行われました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧ください。
 
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
 
 
  
    
審査とはいえ『稽古』でもあり学ぶ場です。黒帯先輩からアドバイスを受けます。
 
青帯型審査 『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』
 
 
 
 
黄帯型審査『平安Ⅱ』
 
    
 
緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』
  
 
  
 
厳しくチェックする先輩を横に緊張気味?
 
 
型試合
 
線・茶帯の型審査は試合形式で行われました。
 
   
  
 
  
 
 
 
白帯審査
 
彼らにとっては初めての昇級審査会。プレッシャーに立ち向かえ!

約束組手

 
 
 
高学年の子には先輩が 組手の相手を務めることも。
 
白帯基礎体力テスト
 
ハードな基礎体力テストに必死に挑戦する。「絶対にあきらめないぞ・・・」
 
 
 
昇段審査受審資格査定テスト
 
 
中途半端な気持ちでは入れない領域。黒帯を目指して迷わずに突き進むんだ―
 
過去最大人数での『昇段審査受審資格査定テスト』 最後まで残るのは誰だ?!
 
 
   
 
  
 
  
 
基礎体力の審査も上級者レベルの厳しさです。今回初出場の1級も多く、随分顔ぶれも変わってきました。

「最後まで諦めないぞ!!!」   いい表情をしています。
 
 
オレンジ・青帯・初級者連続組手
 
合格条件は「最後まで戦い抜くこと」  ―気力と体力との戦い―
相手の蹴りを必死にブロック!
上段回し蹴りが炸裂!
 
 
黄・緑帯・中級者連続組手

 
このレベルになると後ろ回し蹴り、踵落しといった難易度の高い技も見られます。
 
茶帯・上級者連続組手
 
 
 
それぞれ見事な上段への蹴りです。
 
中高生・初・中級者連続組手
  
 
女子の道場生もヘッドガード越しにも負けたくない気持ちが伝わります。
 
組手試合
 
道場対抗戦。さあ、彼らにとっての『真剣勝負』が始まります!

信じれるものは自分の実力のみ。『黙想』をして,『胆』を据える―
 
 
そして4か月ぶりの戦いは『激しく』スタートしました
 
奇襲・迎撃…『激突』
 
 
 
 
 
 
~『接戦』自己を貫き最後に輝くのは誰だ
 
 
 
仲間の奮闘ぶりにに熱い視線を送る―
 
 
~ヘッドガード越しに伝わる『熱き心』
 
  
 
 
~『礼』僕たちは何のために戦うのか?道から外れないために~
 
  
そして中・高生、昇段候補者などの『道場代表者同士』の組手へと進行して行きます。
 
負けられない気持ちが表情から伺え、気持ちが伝わります。
 
激しい攻防を繰り広げましたこの2試合。延長戦にまでもつれ込みました。
 
有段者組手
 
急遽実現した黒帯による総当たり戦。勝敗だけでなく内容が問われます。

 
フットワークを駆使して攻め込む。
「ドス!」 強烈な正拳突き。
 
相手を捌いて崩す。
「負けてたまるか!」
 
スピードの乗った上段回し蹴り。
試合後の振る舞いは
有段者としての品格を問われます。
 
先生方から寸評を聞く黒帯の3名。まだまだ課題は多い。
 
  
4か月ぶりに顔を合わせた違う道場の仲間たち。談笑後は先生のもとに。「次回は夏!頑張ろう!」
 
 
 
 
2012年
 
冬季昇級審査会第15回昇級・第2回昇段審査会 11月23日

 

 

 

 昨年、青武学舎初の昇段審査会を行った第12回審査会から約1年―

日々寒さが厳しくなる最中、『冬季昇級審査会』が11月23日に開催されました。

 

今回も昨年に引き続き『第2回昇段審査会』を開催することとなり、『昇段審査受審資格査定テスト』と共に3部門同時開催のボリュームのあるイベントとなりました。

 

昇段審査は今年度、4名が受審することとなりました。

 

昇段審査会に関しては青武学舎において毎年必ず『冬季昇級審査会』で開催する恒例行事ではなく、『該当者なしの場合は行わない』というスタンスを取っております。

 

年3回の茶帯1級対象の『昇段審査受審資格査定テスト』に積極的に参加し、その成績が基準を満たした上で、日常の稽古における姿勢と空手歴を考慮し、そして何よりも『空手道有段者として適格と思われる人格を有する』と判断された道場生のみが初めて受審資格を得ることが出来ます。

 

多忙な学校生活・行事と両立させながらも言わば『狭き門』をくぐり抜けてきて今回昇段審査を受審することとなった4名の受審者たち―

 

「ここまでたどり着いたからには是が非でも合格したい」という彼らの意気込みが周囲にも良い影響を与え、この日を迎えるまでの間、青武学舎各道場の稽古は(日々厳しくなる寒さとは逆に)熱く燃える様なものとなりました。

 

そして迎えたこの日、昇級型審査は全ての帯が『ミスは許されない』というジャッジによる採点制が採られて行われ、1級査定テストの実技は型中心のものではなく、基本・移動技を細部に亘って試されるという『通常とは違ったもの』となり、今まで以上に緊迫した空気に包まれたものとなりました。

 

昇級の組手審査は全て連続組手となり、技術面だけではなく肉体・精神両面において耐久力を問われる厳しいものとなりました。

 

各道場代表による組手試合は接戦が多く続き、大変白熱したものとなりました。

 

そしてこの日の参加者の全員が注目する中、厳しい内容ながらも(会の最初に行った,『指導力テスト』全帯合同で行った『基本技審査』の他に『移動稽古審査』『型審査』『基礎体力審査』『自由組手審査』など)、粛々と進行していった青武学舎第2回昇段審査会―

 

青武学舎審査会史上、最長時間にまで及んだボリュームの『冬季昇級審査会』の模様を極力お伝え出来る様、数多くの写真を使ってレポートします。

 

当日の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい。

 

『本日の主役』昇段審査受審者の開会前の様子。
今回は3部構成の進行のため、ミーティングは入念に。

開会直前!まったなし!ズラリと整列した受審者たち。

初対面の子に基本技を指導する、筆記テストと同時に行われた昇段審査受審者の『指導力テスト』。有段者としての指導力を先生方が審査します。

 

開会式

 

先生の開会の言葉を聞く受審者たち。
昇段審査受審者は少し緊張気味の表情。

 

基本技審査

元気良く掛け声を上げながらの基本技審査。昇段審査受審者も合同で行いました。

 

昇段審査受審者は昇級審査受審者よりも多くの基本技をより細かく審査されます。


基礎体力審査

身体の柔軟性のテスト
拳立て伏せのテスト。
茶帯は女子でも回数が多いです。

 

型審査

今回は試合形式ではなく細やかな採点形式で行われました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧ください。

茶帯(2級)型審査『平安Ⅴ』

 

 

 

 緑帯(3級)型審査『平安Ⅳ』 

         

 

 緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』

  

 

黄帯型審査『平安Ⅱ』

 

青帯型審査 『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』

  

 

オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』

 

白帯審査『約束組手』

緊張の連続?初めての昇級審査挑戦!良く頑張りました!

 

白帯基礎体力テスト    

『気合い!!』 誰かに頼ることなく自分の力を信じて!最後まで頑張れ! 

 

昇段審査受審資格査定テスト

未来の黒帯候補者の厳しい競い合い…  最後まで残るのは誰か?

  

 
 
 

型のテストは今回は『十八(セイパイ)』に限定。しかし挑戦者が少なかったので急遽黒帯が登場することに。やはりまだまだ黒帯との差は大きい?

 

第2回昇段審査会

全道場選抜後輩たちに囲まれた中で…覚悟を決めて、いよいよ昇段審査スタートです!

 

移動稽古審査

上級者レベルの複雑な技を延々と審査されます。

 

 

~ここで型審査時の写真を交えて第2回昇段審査会受審者をご紹介します~

  

A・S1級 (下九沢道場所属・空手歴7年5カ月)

 

  K・H1級 (下九沢道場所属・空手歴5年4カ月)

  

  

T・A1級 (下九沢道場所属・空手歴5年4カ月)

 

  

T・K1級 (渋谷道場所属・空手歴年6カ月)

 

型審査

課題の型は全10種類。無号令で行います。

基礎体力テストも黒帯レベルの厳しいものに… 負けるな!

 

昇級連続組手審査

寒い審査会場に汗の湯気が出る程に! 最後まであきらめないで頑張りました!

お互い負けられない!
一生懸命さが伝わる写真です。
 

転んでも先輩たちは「頑張れ!自分の力で立ち上がって!」    

厳しくも温かな気持ちで先輩は見守ります。

 

組手試合

各道場の代表がそれぞれの誇りにかけて戦いました!

中段回し蹴りがヒット!
これは技有り!上段回し蹴り!
 

受け技の基礎がしっかりしている上級者同士の試合は少しの隙が勝敗の明暗を分けます。

中級車は元気に攻めますが合間合間に磨かれた技が出ます。
女子同士の試合も真剣!厳しい戦いの中で凛々しさを学びます。

 

昇段連続組手

最初にK1級(渋谷道場)が登場。鍛えられてますが、中学生を攻め込む彼はなんとまだ小学5年生です!

豪快かつ的確な組手で快調に1本勝ちを積み重ねて行きます。

最後の相手はY初段(当麻道場)。
Y初段も気合いが入ってます!
全力で受け止めてくれた先輩に感謝。
見事に完遂しました!
 
2番目にはS1級(下九沢道場)が登場。 フットワークを使った『打ち合わない組手』で相手をしなやかに圧倒していく!
 
女子でも凛々しく立ち向かい苦しい組手を頑張ります。
昨年昇段した姉のS・S初段に続け!諦めるな!
       
 
最後は同じ道場の仲間のH1級が受け止めます。
見事に完遂!真っ先に先生方に挨拶に行きます。
最後まで爽やかに頑張りました!
 
3番目はH1級(下九沢道場)。落ち着きながらも豪快な組手で相手を倒して行きます。
 
これはガードされたかな?
連続組手の後半の打ち合いは苦しい?頑張れ!
 

最後は同じ道場のA1級!普段は弟の様に仲の良い仲間です。しかし組手が始まったら手加減なし!思いをぶつけ合います!

A1級も引きません!
突きに対して下段回し蹴りで攻め立てます。
苦しかった?頑張って完遂しました!
ホッとした表情です。
 
最後はA1級の連続組手。
見事な回転回し蹴りで追い詰めていく。
器用な組手をするA1級。Y初段を捌いて攻める。
 
最後は同期の仲間のK1級!あと少しだ、頑張れ!
仲良しだけに男らしく、手を抜かずに本気で戦います。
      
最後まて動きも良く見事に完遂!
先生方から言葉を頂く。
長時間に亘って熱闘が続いた今回の審査会。
先生の総評に真剣に耳を傾ける。

 

昇段審査合格発表

今回も迅速に集計を行い即日合格発表となりました。黒帯が誕生する瞬間です。


四名とも無事に先生方に昇段を許され見事に合格となりました!一人一人に仮帯が先生より授与されます。

 

  

長時間に亘って昇段審査を見届けてもらった仲間たちに感謝の言葉を贈る昇段者たち。緊張したり、思わず微笑んだり・・・戦いの後の表情は様々です。

 

頑張れ!多人数の前できちんと挨拶することは
良い経験にもなります。
初めての黒帯姿を披露。おめでとう!
仲間たちは心を込めて拍手を贈ります!

 

白帯も色帯も黒帯も!長時間頑張りました!最後にきちんとした姿勢で記念撮影!

 

 

おまけです   最後に審査会後の様子を☆ 青武学舎らしい…?


 誠の道を志す空手道場から昨年に続き黒帯が誕生しました!この日出席の黒帯で1枚!普段は『鬼』の先生も最後はニッコリでしたが・・・

先生が立ち去るとY1級とK1級がお菓子を手に『おめでとう乱入』!おめでたい事に道場の壁は無いですね!


そして新黒帯から見事に?!『主役を強奪』した人気者のY1級!勝利の1枚?(来年は期待してるよ!)

 

夏季昇級審査会第14回昇級審査会  8月26日
   

夏休み最後の日曜日となるこの日、連日猛暑日が続き今回の夏季昇級審査会も過酷な状況下での開催が予想されました。

そのような事情から熱中症対策として、まだ幼く体が余り丈夫ではないと思われる幼年・初級者(白・オレンジ・青帯)の部は会の前半に先に審査を終了し、一度その部のみの閉会式を行った後に中・上級者の部の審査・組手試合を進行するという『同時開催の2部制』で今回は進行されました。

また道場としましては過去の経験を踏まえて夏季昇級審査会は参加人数を抑えた方が良いと判断をし、今回は各道場の受審者を通常よりも厳しく選抜し参加者の人数を絞ることとなりました。

それでも最終的には100名程となった為、多くのスタッフの方々の協力を得て、事前に対策を施しながらも(多々アクシデントはありましたが…)最後まで開催することが出来ました。

初級・中級者クラスは今回受審者を厳選した為、組手・型ともに技術レベルが上がり内容も白熱したものとなりました。

特に緑帯の組手試合において接戦が多く仲間の道場生の応援合戦もおおいに盛り上がっておりました。

また昨年の夏季昇級審査会以来1年ぶり(通算で3回目)となる『昇段審査受審資格査定演武』をプログラムに組み入れ、渋谷道場のT・K1級が試割り(バット折り)に挑戦しました。

初めて間近でバット折り演武を見る道場生も多く、それぞれの今後の空手修行における良い刺激となったことと思われます。

『昇段審査受審資格査定テスト』は4月に行われた春季昇級審査会で1級に昇級し、今回初めて参加するという道場生が多く見受けられました。

しかしながら、今回初参加の1級道場生と過去に何回か査定テストを受けている1級道場生との実力の差が顕著に表れたものとなり、前者にとっては厳しい結果となりました。

新しくこの『昇段審査受審資格査定テスト』のグループの仲間入りを果たした1級道場生はいかに早く技量をこの水準に近づけるかが課題であり、何回か参加している言わば『ベテラン』の1級道場生はこのレベルにおいて安定した技量を維持しながら、さらに(他の道場生に負けない)『実力的に突出した何か』を身に付けることが課題と言え、その事が次の段階に駆け上がるきっかけとなることでしょう。

それぞれの課題は異なりますがこのグループのさらなる奮起が期待されるところです。

また今回の『昇段審査受審資格査定テスト』の内容を考慮し審議した結果、次回冬季昇級審査会とともに開催される予定の『第2回昇段審査会』受審者の最終的な選考が行われ、最終的にA・S(下九沢道場),K・H(下九沢道場),T・A(下九沢道場),T・K(渋谷道場)1級の4名が昇段審査を受審することが決定しました。

この中から昨年に引き続き、『誠の道を志す空手道場』から黒帯を輩出することが出来るのか?  彼らの健闘を見守って頂ければと思います。

道場行事では先輩が率先して作業を行います(立派!)
まずは1級の受付。今回から1級がグッと増えました。
 
まずは1級スタッフミーティング。今回初めてという人が多いです。
それぞれの担当者が役割を真剣に聞く。リーダの顔つきになってます。
 
いよいよ色帯が受付開始。
「みんな言う事聞いてくれるかなあ~」
S初段は優しく白帯君を助けております。
 
開会式前に先生の説明&激励!気合いが入る!
白帯の子は初めてなので少し緊張気味?
 
まずは筆記テスト。終了後は各自黙想し「精神集中」
「・・・・・・・やるぞ!」

 

基本技審査

この日一番気温の高い時間で大変だったと思います… まさに『気合い』で乗り切りました。

基本稽古の進行役はH1級(下九沢道場)!
落ち着いて立派に進行しました。
正確に。基本を忘れず丁寧に・・・
 
そして気持ちを込めて「気合い入れてぇ!」「セイッ!」
蹴り技はやはり上級者の方がきれいにキマッてます。

 

非常に熱い中、掛け声をあげて一生懸命頑張っておりました。

基礎体力審査

 

まずは拳立て伏せ。普段の稽古量が表れます。
「しっかり落として」 
審査員の先生から注意を受けておりました。
 
拳立ては女子が苦手で柔軟テストは男子が苦手。
1級先輩が厳しくチェック。
もう少しでお腹まで付くかな?ガンバレ!

 

型審査

 

オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
青帯型審査 『平安Ⅰ』
 
黄帯型審査『平安Ⅱ』
緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』
 
緑帯(3級)型審査『平安Ⅳ』
茶帯(2級)型審査『平安Ⅴ』

 

「ボクが!(わたしが…)一番だ!」各帯の型審査での真剣な表情をご覧下さい。

  

 

  

  

 

白帯審査

約束組手

多くの人に囲まれた中で勇気を出して「セイッ!」
間違いはない? 落ち着いて丁寧に。
「うん、だいじょうぶ…」

 

白帯基礎体力テスト

熱い中大変厳しい体力テストとなりました。
ガンバレ!負けるな!
「ぜったいに、あきらめない!!!」
 
「さいごまでにげないぞ!!!」
かつては自分も苦しんだ道…先輩も心配そうに
見守りますが助けることはできません。

     

全てを終えて・・・白帯の基礎体力テストは毎回見守る人に感動を与えてくれます。熱い中本当に頑張りました。

 

オレンジ青帯連続組手

 

これは見事な上段回し蹴り!
『自分の身は自分で守る』 ガードをしっかりと。
 
回し蹴りの衝撃に思わず弾け飛ぶ?
良い角度での上段回し蹴りですが
しっかりガードが上がってます。(感心!)

 

青・オレンジ・白帯の閉会式。最も気温が高かった時間帯での厳しい審査でしたが立派に乗り越えました!

 

昇段審査受審資格査定演武

通算三回目となる今回の演武はK1級(渋谷道場)が型『十八』から『バット折り』演武に挑戦。多くの人々に囲まれた緊張感がその場に漂う。


当初は二名でペアを組んでの演武の予定でしたが欠場により急遽単独の演武に。プレッシャーに負けないで勇敢に頑張りました!

  

昇段審査受審資格査定テスト

2012年度の挑戦者の最終選考となる今回のテスト。この中で昇段審査会に挑戦するのは誰か?

       

型の種類は全部で10種類。最後まで残ったのはこのメンバー。出来ない型は潔く自ら退場していいきます。

 

組手審査

~闘いの前、自分との闘い…様々な表情~

 

黙想をして勝負のその時を待つ…
こちらはリラックスモード?
 
「いや~、ドキドキするねぇ~」
「わたしも!」「ぼくも!」
赤紐を付けるお手伝い。
試合は周囲の協力があってこそ出来るのです。

 

黄帯・中級者連続組手

中級者レベルはとにかく元気な組手を行います。
技より気持ちで闘います。
しかし『受けと捌き』はしっかりと・・・

 

茶帯(線なし)連続組手


1級(茶線帯)合格を目指して、気力を振り絞って見事に全員完遂しました

 

相手の蹴りを寸前でかわす。
さすがにこのレベルになると受け技も上手です。

 

昇段審査受審資格査定連続組手


先生方の厳しい目が光る中での上級者連続組手。Y初段(当麻道場)も加わり後輩の挑戦を受ける。
 
上級者の組手は落ち着いていて丁寧。
相手の攻撃をキチンと捌く。
下段回し蹴りを的確に脛で受ける。

 

~苦しくても、自分を崩さずに…『礼』を忘れずに…~

 

連続組手時の『不動立ち』。上級者も黄帯も息が上がって苦しくても真剣に先生方のアドバイスを聞く(立派!)。

 

組手試合

それぞれの道場の誇りに懸けて… 各道場の代表が火花を散らす熱い戦いを行いました

ジャンピング・キック!
しなやかな上段回し蹴り!
 
危ない? 踵落としを寸前でガード。
突き技対蹴り技の激しい攻防。ファイト!
 
体重を乗せて… 下段回し蹴り!
中段回し蹴りが炸裂! 負けるな!

 

『切磋琢磨』 自分を磨き高める為に、勇気を出して… 気持ちと気持ち、技と技が交差する

 

壮絶な相打ち―
「ガンバレ、どちらも負けるな!」 
仲間たちは見守ります。

 

~「ありがとう…」相手がいたからこそ少し成長できた。だから心を込めて~

くやしくても苦しくても『両手』で握手をして『礼』 苦しい試合を乗り越えた『同志』だから、素直に思いを伝えたい…「ありがとうございました」。

 

~そして組手試合は後半戦へと進んで行きます~

 

中段回し蹴りを必死にブロック!
『飛び二段蹴り』で相手を追い込む。
 

スピードの乗った上段回し蹴りをギリギリで受けるスリリングな攻防。

この上段回し蹴りは見事にヒットしたかな?

   

最終試合

最後は黒帯が登場。しっかりと『不動立ち』

 

躍動感あふれる上段前蹴り。
捌いて確実に相手を崩して行く。

試合後も自分を崩さずにきちんと挨拶を行ってから退場するY初段。その姿を見て拍手する道場生たち。青武学舎という道場の在り方が表れた1枚です。

 

閉会式前の休憩時間

~闘いを終えて…緊張感から解放されて表れる『素直な表情』をご覧下さい~

 

 
 
 

そして気持ちは落ち着き出すと、自然にすこしづつ列を形成して行き、閉会式を待ちます。

完全燃焼かな?
最後に黒帯先輩からお菓子のプレゼント!

非常に暑い中良く頑張りました!次回はいよいよ昇段審査会。最後まで残った上級者で気合い!「やるぞー!」

 

春季昇級審査会  第13回昇級審査会  4月30日

 

 

 青武学舎初の黒帯を輩出することが出来た前回の昇級審査会から約5カ月、今回の『春季昇級審査会』は青武学舎の『新たなるスタート』を感じさせるものとなりました。

前回の『冬季昇級審査会』で参加者の目前で黒帯が誕生したことにより、道場生のモチベーションが上がった模様で、「次は私が…」「いつかは僕も…」と今回の『春季昇級審査会』への出場権を得る為に以前にも増して熱心に稽古をする姿が各道場ともに見られました。

 

よって今回の青武学舎5周年にもあたる『春季昇級審査会』は過去最大人数での開催となり、大盛況となりました。

 

型の審査はオレンジ・青・黄帯は「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われ、緑・緑線・茶帯の上級者は勝敗を決する型試合として行われました。

 

今回は青・黄帯の道場生のミスが多く(それが原因で)保留者が数名出てしまいました。

  

上級者の型試合は茶帯の道場生が多く『念願の1級(茶線帯)』挑戦ということもあり難易度の高い型(平安Ⅴ)ではありますが白熱した試合が多く見られました。

 

組手の審査は青・黄帯の中級者が組手試合として行われました。

 

通常では上級者が中心に行われる組手試合。初めての試合という道場生も多く事前に発表された対戦表を見て緊張した様子や興奮した様子など様々な表情を見せておりました。

  

日常には余りない『闘いによって勝敗を決する』という厳しい状況下に置かれた彼らは緊張しながらも勇敢に立ち向い、また自分の試合の前後でありながらも同じ道場の仲間を励まし応援する姿なども見られ、『心の育成』の意味においても良い経験になったのではないかと思います。

 

また1級に挑戦の茶帯の連続組手はかなりハードなものとなりましたが、巧みに受け技を駆使しながら目立った怪我もなく見事に全員完遂しました。

 

『昇段審査受審資格査定テスト』は『1級全体の実力の向上』が表れたものとなりました。

  

前回の審査会で青武学舎初の黒帯合格者が出た影響を最も強く受けたのが彼らであり、数多い規定型(覚えるだけでも大変だと思われます)を最後までこなす者が前回に比べて多く、意気込みのほどがうかがえました。 

 

組手試合も以前と比較して防御面での技術の向上が目覚ましく、努力の跡を感じさせる試合が多く見られました。

 

この『1級全体の実力の向上』は彼らが黒帯を締める為に自発的に行動に移して稽古している結果とも言えることでしょう。

 

今年度の昇段審査は冬季昇級審査会の日に行われる予定で、受審者は次回の夏季昇級審査会での『昇段審査受審資格査定テスト』の結果を考慮した上で選考されます。

  

多人数となってきたこの1級・査定テストのグループで誰が『卒業』し昇段審査に挑戦出来るのか?この『黒帯への道』のコーナーを通じて見守って頂ければ、と思います。

 

今回の1級の参加者。各道場の『実力者』たちです。
過去最大人数の審査会なので会場前に入念にミーティングを行う。

 

まずは筆記テストから。青武学舎の筆記テストは難しい?
『礼儀』 先輩にテストを提出する際はきちんと両手で渡します。

 

基本技審査

広い審査会場が狭く感じる程の多人数での気合い。その大音量の迫力が緊張感を煽ります。ガンバレ!


大きい子に負けずに幼年の子も気合いの入った上段回し蹴りを行う。

 

基礎体力のテスト。日頃の鍛錬の度合いが表れます。
柔軟のテスト。「胸まで全部床に付いた人は?」  「ハイ!」

 

型審査

黄帯型審査『平安Ⅱ』 
緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』
 
緑帯(3級)型審査『平安Ⅳ』
茶帯(2級)型審査『平安Ⅴ』
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
青帯型審査 『平安Ⅰ』

 

「ボクが!(わたしが…)一番だ!」各帯の型審査での真剣な表情をご覧下さい。

 

  

  

 

  

 

白帯審査『約束組手』

 

 

白帯基礎体力テスト


大勢の先輩達に見守られて基礎体力テストが延々と続く… 負けるな!

     

昇段審査受審資格査定テスト

  

次はこの中から誰がいち早く『卒業』出来るか… 飛び出せ!出てこい!誠の心を持つ若き屈強な黒帯よ!(熱望)

*1級は今回、本当に良く頑張ったと思います!彼らの勇姿をご覧下さい。

 

  

   

プレッシャーを受け止め、集中力を持続し…  数多い型を大勢の道場生・観客と厳しく見つめる先生方の前で見事にこなしました!

 

組手試合

力いっぱいの中段回し蹴りが炸裂!


初めての組手試合。
今回は初・中級者中心に組手試合が行われました。
 
これは技有り? 上段回し蹴りがヒット! 
 
中段回し蹴りを脛を盾にして『ブロック』!
 
さすが上級者!しなやかな上段回し蹴り。
 
延長戦での必死の攻防。

上段回し蹴りを捌いてチャンスを狙う。

連続組手

今回は女子と茶帯は連続組手を行いました。

 

命中したかな?上段回し蹴り!
対戦相手に熱い視線を送る…
 

茶帯の連続組手。かなりきつかったと思いますが…全員完遂し、よく頑張りました。

昇段審査受審資格査定組手

今回はK1級(下九沢道場)とK1級(渋谷道場)の組手技量が連続組手によって査定されました。
巧みに相手の攻撃を受けて反撃するK1級。
 
K1級の最後の相手はなんとS初段。 
黒帯の風格に思わず後ずさり?
 
 
 
 

全ての闘いが終わって…  『黙想!』

長時間、皆よく頑張りました!結果を出せた人も出せなかった人も… 明日からまた出発ダ―!

      

    

2011年  

冬季昇級審査会   第12回昇級・第1回昇段審査会 12月4日

 

イベントとして行われる昇級審査会も12回目を迎えた今回、いよいよ青武学舎初の昇段審査会を同時に行うこととなりました。

 

 

昇段審査には3名の1級が挑戦することとなり、この日を迎えるまで学校行事と両立させながらもそれぞれの道場生の仲間とともに苦しい稽古を積み重ねて来ました。

 

今回昇級審査会に出場した道場生は自分自身の審査に挑戦しながらも初めて行われる昇段審査会に深く関心を持っていた様子で見学の際も一緒に稽古に励んできた先輩の健闘を応援する様に見守っておりました。

 

 このように今回の『冬季昇級審査会』は通常の審査会の緊張感に加えて『青武学舎初の黒帯誕生』の時を見届けようとする厳粛な空気が漂う中、熱戦が繰り広げられました。

 

昇級型審査は全ての帯が試合形式ではない細やかなジャッジによる採点制で行われました。記録係が受審者各々1名ずつ付き「ミスは許されない」という採点制独特の緊張感がありました。

 

特に審査型が2種目あるオレンジ・青帯の道場生は事前から苦戦が予想されていたせいか意気込みが感じられ、当日も開会式の直前まで熱心に稽古に励んでおりました。

『昇段審査受審資格査定テスト』は1級受審者の間で「同じ1級の仲間の3名が昇段審査にこの日挑戦する」ということもあり
「次回は自分が挑戦出来るように」
という熱い気持ちが随所に見受けられました(テストに挑戦する型の数や基礎体力テスト時の最後まで諦めないで頑張る姿…など)。

昇段審査での連続組手の相手をする際も意識してしまうのか、果敢に攻め立てる道場生もおりました。

そして最後に『色帯後輩の温かい応援』を背にまた受審者以外の『ライバル1級の熱い視線』を受ける中、青武学舎初の昇段審査は静かにスタートしました。

    

 

―青武学舎初の黒帯は誕生するのか?―

 

 

いよいよこの『黒帯への道』のコーナーも今回クライマックスを迎えることとなりそうです。

  

 

会の最初に行った,『指導力テスト』全帯合同で行った『基本技審査』の他に『移動稽古審査』『型審査』『基礎体力審査』『自由組手審査』と続く黒帯挑戦者の当日の奮闘ぶりをご覧下さい。

  

 

審査会前『緊張』の記念撮影。
今回は青帯の受審者が多かったです。
全道場の1級で集合。次回黒帯に挑戦するのは誰かな?
 
審査会開始直前。緊張した表情です。
まずは筆記テストから。
結構これが苦手な子が多いです・・・
 

筆記テストと同時に行われた昇段審査受審者の『指導力テスト』。初対面の子に基本技を指導する様子を先生方が審査します。

 

基本技審査

 

昇段審査受審者が最前列で。『より厳しく』審査されました。
色帯君はまず先生方の前で大きな声を出せることが大切です。

  
昇段審査受審者の基本技審査。技の数が色帯より多く細部に亘って審査されます。

 

  基礎体力の審査。女子は拳立て伏せ、男子は股割りが苦手な子が多いです。

 

型審査

今回は試合形式ではなく細やかな採点形式で行われました。それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧ください。

茶帯(2級)型審査『平安Ⅴ』

 

緑帯(3級)型審査『平安Ⅳ』 

 

 緑帯(4級)型審査『平安Ⅲ』

 

黄帯型審査『平安Ⅱ』

  

青帯型審査 『平安Ⅰ』

 

  

オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』

 
 

白帯審査『約束組手』

 

 

白帯基礎体力テスト

 

 

昇段審査受審資格査定テスト

この中から次回の昇段審査に挑戦するのは誰?今回も上級者による接戦が繰り広げられました。

 

 

 

  

 

第1回昇段審査会

移動稽古審査

昇級審査会に参加した各道場の後輩たちが見守る中、青武学舎初の昇段審査が静かにスタート。会場全体に緊張感が漂う・・・

 

  

 

  

  

 

型審査

型の審査は全て『無号令』で行われます。 

『平安』の型も色帯と違い裏回りで行われます。よりこれまで行ってきた稽古の量・質が表れます。

 

~ここで型審査時の写真を交えて『青武学舎初』の昇段審査会受審者をご紹介します~

  

S・S1級 (下九沢道場所属 空手歴7年)

  

T・O1級 (当麻道場所属 空手歴4年8ヶ月)

  

S・Y1級 (当麻道場所属 空手歴4年8ヶ月)

 

 当日の審査型は全部で10種類。いかに集中力を持続させるか・・・ 受審者の奮闘ぶりをご覧下さい。

 

 

  

基礎体力テストも『黒帯レベル』の厳しいものに。先生も思わず?身を乗り出して「頑張れ!」

   

組手試合

今回は各道場選抜代表者の組手試合と連続3人組手が行われました。

 

「道場代表として必ず勝つ!」
力強く相手を追い込んで行きます。
これは相撃ち?激しい攻防。
 


中段回し蹴りが炸裂!

頑張っている目の輝きはヘッド・ガード越しにも伝わります・・・

かなりきつかった?各道場対抗連続組手!各道場の先輩が見守る中、皆頑張りました。

    

昇段連続組手

頑張って欲しい・・・ 多くの道場生と先生方が願い見守る中、昇段連続組手が始まりました。

最初にY1級(当麻道場)が登場。得意の?上段前蹴りが炸裂!

負け無しで見事完遂!その中のうち5人に1本勝ちの好成績でした。試合場を出るまで自分を崩さず、審査して頂いた先生方に挨拶を行う。

 

地味ながら確実に相手の攻撃を受けて捌くO1級(当麻道場)。緊張した中、綺麗な組手を見せてくれました。

こちらも負け無しで見事完遂!Y1級と同じくその中の5人に1本勝ちでした。終わっても気を抜かずにまずは挨拶。

S1級(下九沢道場)の最後の組手は『チャレンジ組手』 大先輩相手に健闘!

3人に1本勝ちの好成績で見事完遂!特に最後の『チャレンジ組手』は大健闘しました・・・

 

閉会式・昇段審査合格発表

 

 

昇段審査は会の進行中に集計も行う方式を採り即日発表となりました。 無事に3名合格!先生から刺繍の入っていない仮帯を授与され早速絞める3人。

多くの道場生や見学席のお付添いの御父兄の方々の拍手を浴びながら・・・ 青武学舎初の黒帯が誕生しました!

全てが終わって― 白帯も色帯も茶帯も・・・ そしてついに誕生した黒帯も。 『誠の道』を目指しまた明日から修行が始まります。

黒帯を修得し、やっと『本物の空手修行の入口』に辿り着いた合格者の3人。まだまだこれからだけど…今日だけは心から「おめでとう!」

*左よりS・Y(当麻道場),T・O(当麻道場),S・S鈴木(下九沢道場)各初段