誠への道の始まり― 耐えた、信じた、諦めなかった…

~昇段者の昇段レポート~

先生と青武学舎黒帯道場生たち (H.24.11.23現在 *欠席者あり)

 

2017年
中等部初段
 
下九沢道場
 
 
 自分は、9年以上この空手道を続けてきました。
 
入った時からずっと目標にしてきた黒帯をようやく収得することが出来ました。
 
ですが、これがゴールではなく、空手の新たなスタートラインに立つことが出来たと思います。
 
自分は、先生や両親、練習を手伝ってくれた仲間にとても感謝しています。
 
親には毎週送り迎えをしてくれて、仲間には自分の型や組手の不安要素を見つけ出してくれてとてもお世話になりました。
 
岡本先生には、更に詳しく正確に教えてもらいました。
 
ずっと昔から、岡本先生の人間性を目指していました。
 
空手でしか学べない様々な辛さや思いが今、この瞬間に自分にのしかかってきております。
 
「自分がやってきたことが間違いじゃなかったな」ということと、「今まで諦めずに前進してきて良かったな」と思いました。
 
これから黒帯を目指す後輩達にも、実体験をもとに教えていきたいと思います。
 
ですが、もちろん楽をして取れるような帯ではないので、辛さや苦しさなども覚悟してもらって一緒に教えるつもりです。
 
これから自分は優しいだけではなく、黒帯らしい自分というのをつくり上げたいと思っています。
 
空手をやっている中で、「何故できないのだろう」「何故自分だけが…」などと思ったことも多々ありました。
 
ですが、先生や仲間たちが自分を支えてくれました。
 
そのおかげで今の自分があると思っています。
 
今回は自分たちが黒帯を取りましたが、来年、再来年と今まで支えてくれた仲間が受審する立場なので、今までやってきてくれていたことを何倍にもして返し、応援をしたいです。
 
自分は現在人に教える立場ですが、まだまだ未熟ですので、しっかりと教えられるように、精進したいと思います。
 
この黒帯は、まだ中等部なので、初心に戻って努力して一般部黒帯を取りたいです。
 
 
下九沢道場
 
 

私は約9年間空手道を続けてきました。

先輩達に憧れて、やっとの想いで黒帯を取ることができました。
 
でもこれで終わりではなくこれからも続けていき、私が先輩に憧れていたように、次は自分が後輩に憧れられるように頑張っていきたいと思います。
 
また、私にとって黒帯は、先生に認められる人なので、先生に認められるように、これからも日々の練習を頑張りたいと思います。
 
これまで空手道で経験したことは、空手の技術面だけではなく、生活面でのあいさつや家族への感謝の気持ちをもつこと、学校生活や友達を大切に…などより深く学びました。
 
 私はその中の学校生活では、あいさつを中心にやってきました。
 
学校では代表になり、学校を笑顔で明るく,『あいさつであふれるもの』にしようと、これを目標に活動していました。
 
このように空手道で経験したことは、社会につながっていくのではないかと思います。
 
今、私は空手道を通して色々なことを教えてくれた岡本先生と先輩方、組手の相手をしてくれた仲間、私が辛い時に支えてくれた友達、いつも見守ってくれた親に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
 
特に岡本先生からは、逃げずに立ち向かう勇気の大切さや、めげない心をもつことや、苦しい稽古を最後までやりとげる大切さを学びました。
 
最初の頃は怖くて逃げていたり、足が痛いなど嘘をついてしまう時もありました。
 
でも岡本先生から逃げない心をもつことが大切だと聞いて、私は立ち向かうようになりました。そのおかげで今の自分がいるのだと思います。
 
これらにおいては、部活動にも通用することでした。
 
今現在、私はバスケットボール部の部長やっております。
 
1年生の頃は、なれない辛い練習で大変でしたがめげずに誰よりも少し長い距離を走ったり、ドリブルの回数を増やしたりなどをしていました。
 
そのおかげでレギュラーになることができました。
 
私は、岡本先生のお話をよく聞き、それを実際に行ったことで良い方向へ行きました。
 
岡本先生、ありがとうございます。
 
岡本先生が言っていた言葉は、心の中にいつまでもしまっております。

 

 
麻溝台道場
 
自分は7年間空手を続けてきました。
 
今までこの空手道から多くのことを学び自分自身の生き方について考えさせられました。
 
 黒帯への挑戦、昇段審査を受けさせていただくことになってから一年間、自分の欠点に多く取り組みました。
 
当時は拳立て伏せも30回程しかできず、毎日やろうと心に決めました。
 
しかしすぐに指を怪我してしまい、そこからまた元に戻ってしまいました。
 
それでも本番までに頑張れたのは周りの助けがあったからです。
 
両親には毎週道場まで送って頂き、塾の方では稽古の時間をもうけるために授業の日を変えていただきました。
 
そして何よりも一緒に稽古をしてくださった道場のみんな、そして岡本先生にとても感謝しています。
 
みなさんの協力がなかったらきっと自分は今、黒帯を締めていないと思います。
 
 審査会当日では恐怖、緊張、不安、期待などの多くの感情が入り交ざりました。
 
型では一ヶ所ミスをしてしまいものすごく焦りました。
 
組手でこのミスを取り返すために何度も頭の中でイメージして組手に臨みました。
 
しかし、2人目の試合では全く歯がたたず、苦しい思いをしました。
 
合格発表までの時間は本当に不安で今にもそれに押しつぶされてしまいそうな思いでした。
 
しかし、ギリギリではありましたがなんとか合格できてとても安心してしまいました。
 
 けれども、これでは本当に黒帯として胸を張って締められません。
 
これからも日々稽古に専念していきたいと思っています。
 
後輩に黒帯として認められるように、また道場外においても有段者という自覚を持ちみんなを引張っていける力を持ってなおかつ自分に厳しく他人に対しては心の広い、そんな男、人間になりたいです。
 
 
 麻溝台道場
 
僕は空手の修行を約7年半行ってきて、今年ついに黒帯を取ることができました。
 
 黒帯を取るまで約7年半、空手からたくさんのことを学び感じました。
 
僕は空手に入った頃はまだ幼く、稽古もあまりまじめに受けていませんでした。
 
そのために周りの仲間が最初の審査を受ける時、僕だけ受けることが出来ませんでした。
 
その後もあまり良績を残す事が出来ませんでした。
 
それでも僕は諦めずに稽古に集中して努力をした結果、茶色の一本線までいくことが出来ました。
 
この時、諦めずに努力をする事が大切だと気づきました。
 
 けれど、その後も新しい型に苦戦をしたり、年上の先輩達に何度も負けて苦しい時がたくさんありました。
 
 でも、僕には協力しあう仲間や優しく分からない型を教えてくれる先輩がいたので、苦しい事も乗りこえることが出来ました。
 
 僕は、周りの人達のありがたみと大切さを学びました。
 
そして、昇段審査当日も組手の後に笑顔で挨拶してくれた相手や、体重判定の時に防具を持っていてくれた先輩がいて相手を思いやる大切さに気づきました。
 
 今回このメンバーで審査を受ける事が出来て本当に良かったです。
 
 僕は空手で人生の大切な事を学びました。
 
これからはその学んだ事を生かして今よりもっと成長していきたいです。
 
最後になりましたが、一から空手を指導して下さった先生、毎週送迎してくれた両親に本当に感謝をしております
 
ありがとうございました。
 
 
高等部初段
 
当麻道場
 
自分は一年生の頃から空手をしてきて黒帯を取った先輩方を見てきて「自分もこうなりたい」と思って稽古してきました。
 
今年、先生から昇段審査へのチャンスを頂き、十一月へ向けて一生懸命にやってきました。
 
ここまでに岡本先生や事務の先生、両親や空手仲間にとてもお世話になり、感謝しています。
 
昇段審査は当日は後がないという気持ちで挑みました。結果、黒帯を頂くことができ、嬉し涙を流すことができました。
 
これも周りの方々のサポートがあったからです。
 
この感謝を忘れずに空手をできるありがたみを感じながら稽古していきたいと思います。
 
 これから空手道の黒帯として道場で有段者としての立ち振る舞いをし、自分だけで手一杯にならず、後輩にも一人の人間として良い先輩として認めてもらえるようにしていきたいと思います。
 
そのために、今まで会話を積極的にしてこなかったので稽古仲間と会話して、相手の考えを取り入れたり自分の考えを相手に伝えてより良い人間関係を築いていきたいと思います。
 
また、これまで自分は学校生活で学校のために仕事をしたりということをやってきませんでした。
 
今回初段を取れたことで自信がついたので空手だけでなく、学校でも良い影響を与えられる人間になりたいと思います。
 
 昇段審査の閉会式で、先輩方が言っていたように黒帯はゴールではなく、これから空手を続けていく上で日々成長をして、自分の中で確実に良いものを得られるようにしていきたいと思います。
 
そして道場、学校生活の両方の場所で多くの人から信頼される行動をとっていきたいと思います。また、お世話になった方々に感謝をし続けて空手ができることにも感謝していきたいです。
 
 
渋谷道場
 

私は小学校一年生の頃から空手を始めました。

始めてみようと思った理由は、ちょっとしたきっかけがあり自分の喧嘩強さを確かめてみたいという程度のことでした。
 
相当なやる気を持って始めたわけではありません。
 
 しかし帯が白帯からオレンジ帯に昇級した時に何となくこれからも続けていこうと思いました。
 
何故そう思ったかは忘れてしまいましたが、今思えば、純粋に昇級することが嬉しかったのだろうと思います。
 
それからはより明確な意志を持って、毎週の稽古に挑みました。
 
型は苦手でしたが、組手での勝利が多く順調に昇級をしていきました。
 
 しかし、私は中学受験の為、親と相談し、しばらく空手を休止しました。
 
そのおかげか、それなりの中高一貫校に進学ができ、そして空手を再開しました。
 
 ところが中学では部活も始まり、段々と忙しくなっていき、空手は週に一回しか出られなくなりました。
 
 また緑帯以降の型は私にとってかなり難しく感じ覚えも悪く、昇級審査会での組手の戦績もあまり良くはありませんでした。
 
それでも何とか茶線帯までは昇級しました。
 
それからも稽古は続けていましたが、審査会での結果は鳴かず飛ばずでした。
 
それでも続けていたのは同じ道場の人が黒帯になっていくのを見て、いつか絶対なってやると思っていたからでした。
 
そして高校三年生になった時、黒帯になれるチャンスが回ってきました。
 
しかし、大学受験の中で練習できるのかという不安がありましたが、この機会を無駄にしたくなく挑戦することに決めました。
 
 それからは今まで以上に努力をしました。
 
苦手な型も覚え、組手も勝てるようになってきました。
 
そして十一月三日、黒帯に昇段することが出来ました。
 
 約十二年間色々な方にお世話になりました。
 
支えてもらう環境があったから続けてこれました。
 
空手で学んだ『心』はどこへ行っても忘れません。これからは人を支えられるように精進していきます。
 
 
2016年
一般部初段(更新)
渋谷道場
 
自分は、4才から空手を習い始め、小学校5年の11才で中等部の黒帯へ昇段した。
 
それから4年が経ち、中学校3年生の15才で、一般部の黒帯へ昇段することができた。
 
 今まで空手を続けてきて、あいさつの仕方や目上の方に対する姿勢、後輩への接し方等、人として大切なことも空手を通して学んだことがたくさんあった。
 
白帯から色帯になっても組手が怖くて泣いたことがあり、今でも組手は少し怖い。黒帯として負けられないプレッシャーもあり、勝つというだけではなく黒帯としての勝ち方を考えるようになったからだ。
 
仲間と組手をして、気持ちも強くなれたこと、同級生の仲間たちがどんどん強くなる中、自分ももっと強くなりたいと思えることはこれからもがんばろうという原動力になっている。
 
 一般部更新の条件は、連続組手、昇段審査を受ける仲間との組手試合が3試合、型が15種類あり、当日、審査会の直前まではとても緊張したが、審査会が始まった後は平常心でいることが出来た。中学校に入ってから、部活やテストで稽古に出られないこともあったが、自分がここまで空手を続けてこられたのは、10年以上指導して下さった先生、目標としてきた先輩、一緒に稽古をしたり組手の相手をしてくれた仲間、送り迎えをしてくれた母のおかげです。
 
本当に感謝しています。
 
一般部の黒帯となった今、道場生として、また先輩として、後輩から目標にされるよう自覚を持ち、更に上を目指してがんばっていこうと思います。
 
そして先生の教えでもある空手以外の場所でも、人として模範となれるような大人になりたいと思います。
 
 来年、高校へ入学したら、生活が変わり、稽古に出られない日も増えてしまうかもしれません。
 
しかし、自分はどれだけ忙しくなっても空手を辞めるつもりは全くないので、4才からの夢である空手の先生になるために、日々精進していこうと思います。
 
 
高等部初段
当麻道場
 
 
今まで自分は黒帯を目指して空手を続けてきた。
 
 入門してから昇段するまで八年かかった。
 
黒帯になんとなく憧れのようなものがあったのもあるが、八年間空手を続ける自分を支えてくれた家族の存在が、自分がここまで空手を続ける事が出来た一番の理由だ。
 
 今までは当たり前のように思っていたのだが、今ではとても感謝している。
 
 また、組手や型を教えて下さった岡本先生、稽古に付き合ってくれた友達、事務長先生など様々な人に空手を続ける中でお世話になった。
 
深く感謝しています。
 
 黒帯になるまでに、自分は色々な事を経験してきた。様々な技を使い、様々な型を覚え、様々な組手に臨んできた。
 
 しかし、一番大切な事は技術的な経験ではなく、精神的な経験であると思う。
 
たとえ困難な事があったとしても、努力を続けることの大切さ。空手は強くなるだけではいけない。
 
使い道を学ばなければならない。
 
また空手修行を行う者として日常を生きていく中で、五常の徳を守り続ける事はとても重要であることに気付かされた。
 
 これらの事は実生活を続ける上で、非常に役立っていて、これからも学んだ事を実生活に役立てて行こうと思う。
 
  これからは、黒帯に恥じない強さを持ち、人として誇りを持てるよう稽古を続けて行きたい。
 
 そのためには技術的にも上達していかなければならない上、自分だけでなく相手にも気を遣わなければならない。
 
これは自分が生きていく上でも大切な事だと思うので、永遠の目標として精進していこうと思う。
 
 最後に自分は空手を通じて色々な事を学んできた。
 
価値観や人生観など、個人的な考えは大体空手を通じて学んだところから来ている程だ。
 
 そして空手道は、強くなる事や人格者として生きる事などの、目標を示すものであるとも考えている。
 
 自分にとって空手道とは、自分が今まで生きてきた道であり、これからも進み続ける道でもある、と言えるのではないか。
 
 
 
下九沢道場
 
 
 
私は、幼稚園の年長から空手を始めました。
 
9年間かかりましたが、今回、今まで目標にしていた黒帯を取ることができました。
 
 私が黒帯を取ることができたのは、みなさんの応援や、協力があったからだと思っています。
 
お母さんには、毎週送り迎えをしてもらい、美味しいご飯も用意してくれました。
 
お父さんは、仕事が忙しくても昇級審査会に来て応援してくれました。
 
妹達とは、毎週暑い日も寒い日も一緒に稽古をしてがんばってきました。
 
下九沢道場のみんなは厳しい練習でも、いつも一緒にがんばってくれたり、たくさん応援してくれました。
 
小さい子達、一人一人からの「がんばってください!」というメッセージのおかげで昇段審査会当日は最後まで諦めずにがんばることができました。
 
岡本先生には、型や指導の仕方を細かく教えていただきました。そのおかげで本番もアドバイスを思い出し、落ち着いて型などの審査を受けることができました。
 
 指導の練習を通して、相手の立場になって教えることの大切さを知ることができました。
 
黒帯を取り、本当の黒帯には力の強さだけではなく、周りの大切な人を守れる強さや、みんなを導くことができる力も必要だと思うようになりました。
 
他の黒帯の先輩方に追いつけるように、もっとがんばらなければならないことも多いですが、みなさんへの感謝の気持ちを忘れずにこれからの稽古では、後輩のお手本となり、目標としてもらえる黒帯を目指したいです。
 
そのために、中学校を卒業しても道場で稽古を続け、技術や指導力を高めていけるように努力していきたいと思います。
 
 私は2月には高校受験があり、来年からは高校生になります。新しい学校で、新しい友達が増えるように、今まで空手道で学んだ『仁』『義』『礼』『智』『信』を心がけ、楽しい高校生活が送れるようにがんばりたいと思います。
 
 
 
陽光台道場
 
 
 
 僕は約9年間空手を続けてきました。
 
そしてやっと念願の黒帯を取ることができました。
 
僕がこれまでの空手修行で学んだことは努力し続けることの大切さです。
 
今まで数多くの試合を経験してきました。勝ち続けることができたり、時には負けが続く年もあり波を多く体感しました。
 
それでもめげずに努力してきたことで今、黒帯を締めることができています。
 
そして黒帯への道を支えていただいたのが両親と岡本先生です。
 
両親には忙しい中、雨の日でも雪の日でも送り迎えをしていただきました。
 
僕が今までしっかりと稽古に通えたのは、親の存在があってこそのものです。
 
また岡本先生には約9年間、いつも熱心に教えて頂きました。
 
気合、型や組手の基礎基本、組手のスキル、礼儀作法など数えきれないほどのものを教わりました。
 
特に組手のスキルは僕に合うスタイルをしっかり見いだしていただき、アドバイスをしていただきました。
 
ここまで成長できたのも岡本先生のおかげだと、そう実感し、本当に感謝しています。
 
 そしてもう一つ、仲間の存在です。
 
一緒に稽古をした仲間、組手で戦い合った仲間、教え合い、助け合った仲間の存在はかけがえのないものです。
 
空手の稽古は痛く辛いもので、嫌になる時もありました。
 
それでも稽古を続ける事ができ黒帯を取れたのは、両親や先生、同じ道場の仲間や、競い合ったライバルのおかげです。
 
黒帯を取ったからといって、これで終わりではありません。
 
初心や感謝の心を忘れず、今まで以上に稽古に励み、もっと上達していけるよう頑張ります。
 
後輩たちにも自分のスキルや知識をしっかり教え、皆が認める本当の黒帯になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
 
 
 
下九沢道場
 
 
 僕は約9年間空手を続けてきました。
 
昇段審査を受けた年がちょうど受験の年とかぶってしまい道場に行けず、稽古量が減ってしまいました。
 
その結果一度目の昇段審査では落ちてしまいました。
 
それからは遅れてでも道場に行き、稽古に参加するようにしました。
 
他にも、家で出来るようなトレーニングを自主的に行い初段となるための努力をしてきました。
 
そして8月の二度目の昇段審査で昇段することができ、黒帯を受け取ることができました。
 
自分の名前が入った黒帯はとても嬉しかったです。
 
そして、初段になったという責任感や今まで積み重ねてきたものが思い出され、少し重く感じたように思います。
 
空手を始めた頃は、白帯と黒帯しか知らず、すぐに黒帯を取れるものだと思っていましたが、空手の世界はそんなに甘くなく、黒帯を取った今、改めて先輩方の偉大さに気付きました。
 
僕は空手をやっていく中で色々な事を学びました。
 
型や組手では技の基本や応用などを学びました。他には正しい学校生活の送り方や友達や家族に対する良い接し方など正しい人間になるための指導をしてもらいました。
 
岡本先生には本当に感謝しています。
 
優しく、時には厳しく指導していただき、ありがとうございました。
 
また家族にもとても感謝しています。
 
毎週の送り迎えは大変だったと思います。
 
弟にもミットを持ってもらい自主練習に付き合ってもらいました。
 
「僕にとっての空手道」は友達、先生、家族に感謝することの大切さを教えてくれた場所です。
 
また、辛い事や嫌な事があっても逃げずに最後までやり遂げるという強さと勇気を与えてくれた場所でもあります。
 
友達、先生、家族など今まで支えてくれた人達にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。
 
 
中等部初段
渋谷道場
 
 
僕が空手道を始めたのは保育園の年長のころでした。
 
最初は何か習い事を始めるという気持ちで親の言われるがままに入りました。
 
その時は友達と二人で始めました。
 
初めて空手の稽古に行った時にはすごく泣いてしまった思い出があります。
 
それから稽古に行くのが怖くなってしまったのですが、親が励まし支えてくれたため、今の自分があります。
 
審査会にも付き添ってくれたのでとても感謝しています。
 
 また友達にも感謝しています。
 
自分がまだ小学生低学年の頃には同年代の友達がたくさんいて、一緒に稽古をしていました。
 
その友達と日々助け合い、時には組手で戦い共に成長していきました。
 
そんな友達がいたからこそ自分は黒帯を取れたと思います。
 
そして岡本先生には型の一つ一つの動作や組手での動き、人としてのあり方など数えきれないほどたくさんの事を学び、指導してくださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
僕が昇段審査を受けると決まってからも稽古の後に居残りなどしていただきマンツーマンで教えてくださったこともあります。
 
しかし自分の実力不足で保留になってしまった時も再審査に向けてさらに熱意をもって指導してくださいました。
 
同級生の友達がやめていったときも先生が励ましてくださいました。
 
空手は痛くて苦しいものですが、それを乗り越えた時に得るものがとても大切です。
 
自分は今年受験があるので、空手で学んだ,(黒帯を取るまで…)諦めないという気持ちを持って、受験勉強も頑張りたいと思います。
 
これから黒帯を目指して頑張っている一級の人や色帯の人も決して諦めないでいれば、そこには今まで感じたことのないような達成感があります。
 
目標に向かって諦めないことは大切だと思いました。
 
 
2015年
高等部初段
 
 
 
当麻道場 
 
 
私は約8年間空手道を続けて、今年の十一月二十三日にようやく黒帯を得ることが出来ました。
 
やっと一歩進めたなと感じました。
 
 「昇段審査を受けて黒帯を取らないか。」と先生が告げた時、喜びと不安が半分ずつでした。
 
 特に私は型が苦手で、後輩の方が上手というのが現状でした。
 
覚えてないといけないこともたくさんあって、やはり後輩の方がうまく説明出来ていて、悔し過ぎて涙を出すことがありました。
 
その時私は自分がどれだけ稽古を疎かにしていたか分かりました。
 
 自分が所属していない他の道場に出稽古に行くことも増え、送り迎えをしてくれた父、一回逃げ出そうとした時に怒って背中を押してくれた母には本当に感謝しています。
 
 また岡本先生には苦手としていた型を丁寧に教えて下さってありがとうございました。
 
 当麻道場・麻溝台道場でお世話になった皆さんにも感謝する気持ちがいっぱいです。
 
 私は、先生、両親、後輩、友達の支えがなかったら、絶対に稽古を疎かにしていたし、黒帯を得ることは出来なかったでしょう。
 
黒帯を得ることが出来た自分は今、安堵しながらも教える側となった緊張があります。
 
私は人前で話をしたり、伝えるのが苦手で、相手にどうしたら分かりやすく伝えられるかとても難しいと感じています。
 
また型も先生みたいに細かく、丁寧に教えられるかとても不安に感じています。
 
 自分もまだ完璧な型・組手が出来るわけではありません。
 
苦手な所をしっかりと見つめなおして稽古を疎かにせずにしていきたいです。
 
 また、これまでに経験してきた技術面、人を支える大切さ、思いやりの心などを今現在に生かして本当の黒帯を目指していきたいです。
 
 
 
高等部初段
 
 

橋本道場 

私は、小学2年生の時に空手に出会いました。 その頃の自分は気がとても弱く、いやなことからすぐに目を背けていました。
 
そして、入門をした私は空手道というものの厳しさや、迫力に圧倒され組手から逃げてしまう日がとても多かったです。
 
そのことが親の耳にも入り、たくさんの迷惑をかけたと思います。
 
それを後で知ったことが自分を変えるきっかけとなりました。
 
もっと強くなって両親を安心させたい。
 
何よりも自分が空手を始めた理由の『心を強くする』ことを思い出した時、空手の見かたが大きく変わりました。
 
1級になってある日の審査会で、自分よりひと回り大きな相手と組手を行いました。
 
 いつもの自分なら緊張していて普段通りの力が発揮出来なかったと思います。
 
 ですが、その日はとても集中出来て良い結果を残せました。
 
そこで不安や恐怖が少しずつ自信に変わっていく感覚が全身を走りました。
 
 このように、空手に出会い自分を少しでも変えることができたのも岡本先生の温かく、厳しい教えを頂いたからだと身に染みて伝わってきます。
 
 悔しくて涙が出た日もありましたが、空手という武道ならではの面白さ、そして特有のしっかりとした礼儀、人に対する感謝の心、かけがいのないたくさんの言葉を先生からは頂きました。
 
 恐らくこの先の私の人生に大きな柱として一生忘れられないものとして残っていくと思います。
 
最後に私の同期の仲間たちに感謝したいです。
 
 厳しい稽古を共に乗り越え、時に笑い、時にぶつかり合った仲間たちも大切な宝物です。
 
 多くの人は今別の場で各々のするべきことに取り組んでいると思います。
 
 長くなりましたが、何より私が伝えたいことは、自分を支えて下さった人々への感謝です。
 
 この恩を忘れず、これからも稽古していきたいと思います。

 

 

高等部初段
 
 
橋本道場
  
 
 私は、8年間最初のゴールである黒帯を目指し、稽古を行って来ました。
 
 しかし、前回の審査会ではまだ努力が足りず、黒帯を取ることが出来ませんでした。
 
 型ではミスをしてしまい、組手では押されてしまい、黒帯になるにはまだ足りない部分がたくさんありました。
 
しかし、悔しさをバネにし、今回黒帯を取ることが出来ました。
 
ですが、今私が黒帯を取ることが出来たのは、岡本先生や母親や仲間のおかげです。
 
 岡本先生には8年間、型や組手の技、そして道徳を一から指導して頂きました。
 
本来の人間の在り方、『仁』・『義』・『礼』・『智』・『信』などの心を学びました。
 
 この教えがあったからこそ、今の自分があるのだと思っています。
 
 母には毎週、仕事があり忙しいにも拘わらず、送り迎えをしてもらい、そして誰よりも私の事を応援してくれ、本当に感謝しています。
 
そして道場の仲間には、一緒に戦ってくれたり、審査会では応援してくれました。
 
 黒帯を取ることは私の最初のゴールであり、本当のゴールはまだ先にあると思います。
 
 まずは、黒帯としてふさわしい人間になれるように努力し、後輩の良い模範となる行動を心得ることを目標とし、新しいスタートを切りたいと思います。
 
そして今まで空手道で身につけた事を後輩に教え、空手道活動が限りなく続くよう、心得ながらこれからも稽古をしていきたいと思います。  

 

 

中等部初段
 
下九沢道場
 
 
まず私が黒帯になれたのは、私が(最初の審査会である)白帯の審査で落ちたことで、失敗いうものを知ったことが昇段審査で一度落ちても、あきらめなかった理由の一つです。
 
その時に岡本先生や親の「あきらめないで」という一言が自分の中ではとても心に残っています。
 
 あとは、自分の昇段審査の前に型の練習につきあってくれた道場の皆さんのおかげだと思っています。
 
 まずは「ありがとう」と感謝を行動で示していきたいです。
 
あとはこれから迎える受験に生かしていきたいです。 落ちたり失敗するのを恐れないで何でもチャレンジしていきます。
 
 これからは岡本先生が言っていたように、黒帯だから威張るのではなくて、あまり黒帯ということを自慢するのではなく、黒帯の自覚を持っていて、落ち着いた生活を心がけていきます。
 
 これが自分の中での黒帯です。
 
 空手だけではなく、これは今、私がやっているスポーツなどでも、役に立つと思うのでこのことを貫き通していきます。
 
本当に、私が黒帯になれたのは、応援して下さった人たちや、親、先生のおかげです。
 
 どのように恩返しということをすればいいかは分からないけど、道場の後輩たちには結局的にアドバイスや型などを教えてあげて、困っていたら助けてあげたいです。
 
 親には、家事などを手伝ったり、頼みごととかも文句を言わずにやったりなど、家族というものを大切にしていきたいです。
 
 岡本先生には道場の人たちや親よりもずっと空手のことでお世話になってきました。
 
 先にも書きましたが道場の後輩たちを教えたりして少しでも先生を楽にさせてあげたいです。
 
 これが黒帯になって、私が行うことだと思っています。
 
 これからは受験や色々な学校行事などで道場にいけないこともあるかとは思いますがよろしくおねがいします。
 
 
中等部初段

 

 陽光台道場

 
 
 
私は約8年7カ月続けてきた空手でずっと目標にしていた黒帯をとることができて、非常にうれしく思います。
 
 しかし、この黒帯は私1人でとれたものではありません。
 
毎週の送り迎えや、様々な面でサポートしてくれた家族、いっしょに稽古してくれた道場の仲間、そして空手の技だけではなく、人としての心も教えて下さった岡本先生、この方々には言葉だけでは言い表せないほど感謝しています。
 
 私は去年、昇段試験を受ける事が決まった時、喜びの反面不安もたくさんありました。
 
私はどの部分でも実力がたりないのではと思いました。
 
 でも、空手を始めてからの夢である黒帯を取りたいという気持ちが1番強かったです。
 
 今年になって本格的に昇段試験の稽古をするようになってから改めて自分の未熟さを感じました。
 
基本も型も細かい事ができておらず、とても焦りました。
 
また、私は今年から中学校に入学したため、部活や試験で稽古時間がとても減りました。
 
 そんな中で私が黒帯を取れたのは支えてくれた人達のおかげです。
 
非常に感謝しています。
 
 しかし、私はまだ本物の黒帯とは言えません。
 
 基本や技、組手などまだまだ足りない部分がたくさんあります。
 
特に私は後輩への指導があまり得意ではありません。
 
 なので私は、相手の目線に立って出来るだけ相手が分かりやすい言葉で伝えられるようにがんばりたいです。
 
 私はこれから黒帯として足りない部分を練習などで補っていき、後輩に尊敬される黒帯になりたいです。 そのためにこれからも日々稽古にはげんでいきたいです。

 

 

中等部初段

 

渋谷道場

十一月二十三日の昇段審査会は、約七年間の努力を見せるときでした。
 
中学生になって忙しくなり、全然稽古に出られませんでした。
 
 しかし部活内での組手、型、基本の稽古のおかげでスタミナがついたので、苦しい連続組手も達成できたのだと思います。
 
中学では空手道部に入り、全国優勝を何度もした先輩と稽古をして、精神的にも強くなり、もちろん組手でも打ち合いが出来るようになったり、逃げないようになったりと全てのステータスが上がったと思います。
 
 そしてこれからも上げていきたいです。
 
このS中学校を紹介して下さった岡本先生には感謝しています。
 
保育園の頃に始めた空手は最初は周りの子たちに合わせて行っていただけで、その同期たちがどんどんやめていったとき、私もやめようと思い、行きたくなくなった時もあります。
 
 しかし道場に行くといつも先生が「今日も頑張ろうな!」と言って下さったり、嫌々行っていたのがだんだん楽しくなり、自分が行きたいから稽古に行くようになりました。
 
それに学校で嫌なことがあったときや、受験で悩んでいるとき、はげましてくださり、合格したとき、大会で優勝したときはすごく喜んでくれました。
 
他にも、人間として正しい姿を学びました。
 
それは思いやりの心、礼儀、信頼関係です。
 
学校の先生は教えてくれないことも学べました。
 
岡本先生や、仲間、親の支えがあったから私は黒帯になれたのだと思います。
 
 黒帯になったからといって、えらそうになったり、なまけたりせずに、協力してくれた方々の思いに応える為、自分自身の為に初心を忘れずに外見だけではなく、中身も本物の空手家になれるように、稽古をしていきたいと思います。
 
そしていつか、皆さんに恩返しが出来る位の人になりたいです。

 

 

 

中等部初段
 
下九沢道場

 

私は空手を5年間続けてきました。

他の黒帯の人と比べると、少し若いのですが、それは中1で背負わなければならないと言う新たなスタートであり、目標もできました。
 
 あらたな目標を作ることによってまた自分が進化することができると思います。
 
私のこれからの目標は、今まで組手で負けてしまった相手、くやしい思いをした相手に勝つことです。
 
 そのためには、黒帯になったからといって気をゆるめず、なるべく練習にも来ることです。
 
 ただ練習するのではなく、練習に来た時には真剣にやることだと思います。
 
 また黒帯になれたことに関して、感謝しなければいけない人たちがいます。
 
それは、厳しい稽古をつけてくれた岡本先生、毎回見守ってくれた両親、少ない稽古の時間で練習につきあってくれた後輩や先輩。 まだまだ感謝を伝えなければいけない人たちはたくさんいます。
 
 この感謝の気持ちというものは決して忘れてはいけないことです。
 
この感謝の気持ちを忘れずに、いつかお世話になった人たちに恩返しが出来る様にしたいです。
 
 誰にでも礼をつくすことや厳しかった、稽古のことを一生忘れません。
 
 これからも苦しいことがあったら初心に戻り、厳しかったことを忘れずに、空手道という名の道を歩いて行きたいと思います。

 

 

 

2014年
中等部初段
 
下九沢道場 
 
 
 
 空手道を7年4ヶ月間稽古してきて、入門した時から目標としてきた黒帯をやっととる事が出来てとてもうれしく思います。
 
 昇段審査は無事に受ける事が出来ましたが、昇段審査を受けるまでの過程は凄くハードなものでした。
 
 今年の1月に先生に「昇段審査を受けてみなさい」と言って頂き、その時点ではまだ全然実力が足りなく基本的な事も満足に出来ません でした。
 
 また私事で稽古日が限られており、稽古日をこれ以上増やすことが出来ず、道場稽古のときはもの凄く集中して稽古に臨みました。
 
当日、審査を受けたのは自分一人だけということもあり、とても緊張しました。
 
 型と組手は何とか頑張れましたが、基本技の審査は少しミスをしてしまい悔いが残ってます。
 
 この日の審査まで、下九沢道場の仲間は自分の力不足のために(彼らが行いたい稽古を後回しにしてくれてでも)昇段審査の稽古に長い時間付き合ってくれました。
 
 その時はゆとりが無く考えられませんでしたが、今は下九沢道場の仲間の協力があってからこその黒帯だと強く思います。
 
 そして何よりも基本や型などの稽古を特訓してくれた岡本先生には凄く感謝しております。
 
さらに昇段審査の組手の相手をしてくれた他の道場の人たち、 また雨の日や雪の日など自力で道場に行けない時に送り迎えをしてくれた両親にも心から感謝したいと思います。
 
それ以外にも語り尽くせないほどの多くの方々に支えてもらって何とかとることが出来た黒帯です。
 
自分自身、凄く想いのこもった黒帯なのでこれからも大切にしていきたいと思います。
 
 これからは黒帯として恥の無い様に生きて、尊敬されるような空手家になりたいです。
 
 今まで空手道を稽古してきて、『仁』『義』『礼』『智』『信』など学校では学びにくい心をたくさん学ぶことが出来ました。
 
これらの心を忘れずにこれからの人生においてよく考えながら行動していきたいと思っています。
 
 
2013年
高等部初段
 
下九沢道場 
 


 僕は約7年間空手道を続けてきました。
 
 今年やっと今まで目標にしてきた黒帯を取ることが出来ましたが、これがゴールではないと自分では思っております。
 
 それは新たなるスタートであり、いかに努力して本当の黒帯に近づけるかがこれからの自分の目標であると考えております。

 今、自分が行わなければならないことはお世話になった先生・両親・友達に感謝することです。

 両親には雨の日など毎週送り迎えをしてもらいました。もし、その協力がなかったら道場には行けず、稽古量が減っていたことでしょう。

 また岡本先生には型や組手を一から指導して頂き本当にお世話になりました。

 技術面だけではなく人間としてあるべき姿を学びました。

 それは人を思いやる心や感謝の心を持つことなどです。  

 それらは普段の生活の中からでも学べますが、組手など空手ならではの厳しい稽古を通じてから教えて頂く岡本先生のお話により、より深く学ぶことができました。

 他にも空手道を通じて色々なことを学ぶことができました。

 空手は痛くて辛いものですが先生や友達が支えてくれました。

 周囲の仲間の大切さを学びました。

 苦しい稽古では嫌なことから逃げずに最後までやり遂げる大切さを学びました。

 帯が段々上がるにつれて皆の前に立つ機会が増えて、後輩たちに教えたりすることも多くなりました。

 その際に自分の気持ちを相手に伝える難しさや相手の気持ちになって物事を考えることを学びました。

これからも初心を忘れずに稽古をしていきたいと思います。

 
    
高等部初段
 
下九沢道場 
 


 私は今まで目標としてきた黒帯を取ることができましたが、この帯を締めたからといってもまだ本物の黒帯になれてはいません。

  なぜなら空手の型、組手においての技術や体力がまだまだ未熟だからです。

 これらの自分自身の弱い所を少しずつ直していくことを今後の課題として取り組んでいきたいです。

 また今黒帯なることが出来たのは今まで送り迎えをしてくれた両親、一緒に黒帯を目指し空手を始めた友人、黒帯を取るために最後まで苦しい稽古に付き合い協力してくれた下九沢道場の仲間。

 そして白帯から長い間お世話になった先生といった方々がいてくれたからだと思います。

今はそのように支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

空手を始めてから今に至るまでたくさんの困難や辛いことがありました。

 途中であきらめそうになったこともありました。

 そのような時にこの道場で学んだ先生のお話や論語などの言葉を思い出し、最後まであきらめないでやりとげる気持ちで取り組んで乗り越えることができました。

 他にも空手道を通じて礼儀作法や相手に対しての思いやりの心、信頼を得ることの大切さ、社会において生きて行く上で正しい道を歩むための智識、正義の心など普段の生活では学ぶことのできないことをこの空手道という道を歩みながら学ぶことができました。

 これからは正しく生きていくためにも空手道で学んだことのすべてを生かしていきたいです。

   
中等部初段
 
下九沢道場 
 


 ぼくは黒帯をとれてすごくうれしかったです。

 昇段審査を受ける前の稽古では連続組手や10個の型、拳立てなどの補強などまちがうことなく全部できるのかと不安でいっぱいになりとても緊張していました。

 全力を出して自分でもなっとくのいく昇段審査ができてよかったです。

 そして審査会まで一緒に稽古してくれた仲間たち、連続組手の時に応援してくれた人たち、送り迎えをしてくれた両親(審査会の時はいつも見に来てくれました)に感謝したいです。

 ぼくが空手を始めてここまで続けることができ、黒帯をとれたのもいろいろな人に支えられてきたからだと思います。

 ぼくはこの空手を通じて学校では学べないことをたくさん学びました。

 たとえば学校では小さい子に教えることは全くないけど、空手では小さい子に教えなければならないことがたびたびありました。

 ぼくは最初、人に技を教える方法が全く分からなかったけど何回も教えるうちに小さい子に教える方法が分かってきました。

 でも中にはふざけている子や遊んでしまう子もいて少し苦労したけどやさしく注意をするとしっかりやってくれました。

 自分の稽古ではミットの稽古がとても苦しくきつかったです。 とくに最後の20秒は凄くきついけど、その苦しいところであきらめてはいけないということを学びました。

 とくに昇段審査が近づくと何セットもふえていき最もきつい稽古だったけど黒帯になるための稽古だと思ってがんばれました。

これからは黒帯を取ったからにはしっかり稽古をして本物の黒帯になるためにより頑張っていきたいです。

中等部初段
 
渋谷道場 
 

 僕は今年の冬、黒帯をとることができました。

 しかし黒帯は僕一人ではとることができなかったと思います。

 なぜなら今まで約七年間黒帯をとるまで友達や先生、そして一番の支えでもあった家族など、まだまだお世話になった人は山ほどいますがそのような人たちの力だと僕は思っています。

 僕は小学生の時はあたり前のように週二回休まずに稽古をすることができました。
 しかし今では週一回の稽古も遅れてしか参加できないときもあります。

 でもそんな僕に先生は短い時間でたくさんのことを教えてくれました。

 そのようなことをのりこえて黒帯をとりました。

 僕はこんなにも達成感があるとは思ってもいませんでした。

 これも今まであきらめずにがんばってきたからだと思います。

 そして僕はこれから空手道黒帯としてどのように生きていけばいいのかを考えると、この黒帯をとるまでの努力や先生に教えてもらったことを生かして道場でも中学校でもさらにがんばっていきたいです。

 今まで空手をやってきてたくさんのことがありました。

 やめたいと思ったこともあります。

 でもそんなときに先生や家族が 「ここであきらめたらいけないよ」 といつも言ってくれました。

 僕は黒帯になるまで意味が分かりませんでした。

 でも黒帯になってこの達成感が分かり、先生たちの言った意味が分かりました。

 そしてこれから黒帯として礼儀を正しくしていこうと思います。

 そしてこれからも空手で学んだことを忘れずに生きていきたいです。

2012年
高等部初段
 
下九沢道場 
 

  私が空手道を始めた理由は、姉が空手をやっているのを見て楽しそうだなと思ったからです。

 しかし実際自分がやってみると思っていたよりも難しくてとても苦戦しました。

そのような中、先生や一緒に空手を稽古している仲間たちのおかげで少しずつ上達していき、色々な型や組手の技を覚えることができました。

空手を続けているうちに帯が段々と上がっていき、それとともに責任や覚えなくてはならないことが増え、中学生になった時には部活動と勉強とともに空手を続けていけるのだろうかと不安になりました。

しかし空手を始めた時から黒帯をとることを目標に頑張ってきたので今ここで空手を辞めてしまったら一生後悔すると思い空手を続けることにしました。

何度もくじけそうになったのですが、家族や仲間たちに支えられてここまで来ることができました。

毎日送り迎えをしてくれた両親、一緒に稽古をしてきた仲間たちなど多くの方々のおかげで黒帯をとることができました。とても感謝しております。

黒帯はとれたものの、このままで満足しないで上を目指して日々精進していきたいと思います。    

 

 

高等部初段
 
下九沢道場 
 


 今は最初の目標であった黒帯になることができて、とても嬉しく感じております。

 それとともに自分自身、さらなる新しい目標に目を向けなければいけなくなりました。

その目標は二つあり、一つ目は困っている人を見かけたら助けること、二つ目は苦手な人とも仲良くすることです。

 一つ目の理由は今までも道に迷っている人がいたら道を教えてあげたり、ゴミが落ちていたら拾って近くのゴミ箱に捨てたりはしておりましたがそれはすぐに目につく表面のことだけでした。

 黒帯になった今後は『一日十善』という言葉を自分の心の中に作り、それを守っていきたいと思います。

この言葉への思いは一日に十回は人のためになるようなことをしたいという今の自分が正直に考える心の表れであります。

困っている人を見つけたら助けてあげて、困っている人がいなくても一日に十回良いことを行っていく。

黒帯になった自分がそれを行うことによって自分自身も周囲ももっと良いものになるのではないかと思うからです。

 二つ目の苦手な人とも仲良くするというのは、人は見た目だけではその人の本質は分からないと思うからです。

自分は本当にその人が苦手なのか?話してみれば良い人かも知れない。人の良いところを見つめて多くの人々と分かり合えて友達が増えればもっと良くなるのではないかと思いこのように生きていく決意をしました。

 最後に今までお世話になった先輩、一緒に進級してきた仲間、今まで自分を育ててきてくれた両親、学校の友人など多くの方々に感謝するとともに、この今自分がいる環境にも感謝したいと思います。

これらのどれが欠けても今の自分は存在しないし、黒帯にも合格はしていなかったと思います。

 これまでの空手の稽古では痛いことも辛いこともありましたが、その先に進んで得たものは忍耐力や勇気や度胸という生活していく上で大切な心です。

 いつかは道場に通えなくなる時も来るかもしれません。しかしたとえそのような場合でも、その後も空手で手に入れた大切な心を忘れないで生きて行きたいと思います。

 

  

 

中等部初段
 
下九沢道場 
 

 僕にとって空手とは、痛くて辛いものでしたが今ではとても充実した習い事になっています。

 空手を通してたくさんの友達ができたり、また色々な事を学びました。

 その色々な事とは組手においての技術や型、そして道徳を学びました。

 苦しい稽古により根性が鍛えられ、嫌なことから逃げずに最後までやり抜く大切さを学びました。

 (帯色が上がった最近では)基本稽古の時に前に立って号令を掛けたり技を教えることもあり、後輩たちに自分が思っていることをどう伝えるか?ということに戸惑い悩みました。

 しかしそのことによって、教える相手の気持ちを考えることの大切さを学ぶことができました。

 このような貴重な経験を通じて成長できたのは自分一人の力ではなく、同じ道場の仲間たちや岡本先生、両親の協力があったからです。

 両親には雨の日の送り迎えや色々な面でのサポートを受け、大変お世話になりました。

 また岡本先生には型や組手の指導をして頂き、こちらも大変お世話になりました。

 下九沢道場のみんなには稽古でくじけた時に支えてもらいました。

 これからは黒帯として岡本先生を支え、後輩たちに今まで教わり学んだ事を伝え、全員が黒帯になれるようにお手伝いをしたいです。

 また自分自身ももっと上を目指してがんばっていきたいと思います。

 

 

少年部初段
 
渋谷道場 
 

 

 ぼくが空手をはじめたのは、保育園に通っていた4才の時です。心もからだも強くなってほしいと母にすすめられて家の近くの道場へ行きました。

このきっかけがなければ空手をしていなかったと思うとまずきっかけを与えてくれた母に感謝したいと思います。

 そして先生と出会い迷わず先生について行って本当に良かったと思います。 

先生の教えがあったからこそここまでやってこれたし、先生が期待してくれたから黒帯をとって少しでも恩返しがしたいと思いがんばれたのだと思います。

 他にもこれまでおうえんしてくれた家族、友達、空手の仲間たちに感謝し、黒帯を目指してがんばった6年半も決して一人の力ではとれなかった黒帯なので、この気持ちをわすれないでこれからもがんばっていこうと思います。

 空手を習いはじめて変わったことは勇気をもてるようになったこと、毎回きびしいけい古で力をつけて自信がもてるようになったこと、気持ちが強くなりすぐにあきらめないようになったことです。

 しょうだんしんさ会の連続組手も最後まであきらめずにがんばることができました。

 しょうだんしんさ会当日はきんちょうしてしまい型も組手も自分ではなっとくできる結果ではありませんでした。

  黒帯になった今、これからが新たなスタートなので日々努力をして稽古をつみ本物の黒帯になれるようにがんばっていこうと思います。

 これからの目標は、小さいころからの夢であるみんなをやさしく強く育てられるような指導者になることと、次は二だん(弐段)を目指したいと思っています。

  最後にこれからもあらゆることに対して感謝の気持ちをわすれないで夢に向かってがんばっていこうと思います。

 

  

 2011年
 初段
 
下九沢道場 
 

   

私にとっての空手道は、痛いし覚えることも多くて大変なものでした。

それでも今まで続けてこられたのは、一緒に稽古を積んできた仲間や岡本先生の時には優しく、時には厳しい指導のおかげだと思います。

 道場には7年間の長い間ほぼ毎週休まずに通い、その間多くのことを学びました。

 稽古では強くなるために逃げずに戦う組手や順番や形を覚えるのが大変な型などを行います。

 そして最後には空手を学ぶ者としてどのように生活をしたら良いのかを学ぶ(稽古で培った力の正しい使い方)道徳について書かれている古典の素読など行います。

 空手修行によって私は、強くなることの大切さや実際に強さを手に入れた際に心に留めておかなければいけない事を考え・学ぶことができました。

 私は今まで色々な人にお世話になってきました。父や母、祖母や祖父にたくさんの生活を支えてもらったし、岡本先生には1から空手を丁寧に教えて下さいました。

 沢山の人に支えられてきた事を忘れずに家では手伝いも勉強も頑張りたいと思います。

 そして黒帯として足りていない所もありますが、これからは私自身が将来、白帯の子を支えて黒帯に育てあげられるように空手の稽古を休まずに頑張っていきたいです。

 

 

中等部初段
 
当麻道場 
 

 僕は黒帯になるために4年8ヶ月一生懸命稽古を頑張りました。でもそれだけでは黒帯にはなれなかったと思います。

 道場の仲間と一緒に稽古をしてきたから組手をする事が出来たし、型や技を見たり見せてもらったり出来たし、つらい時があってもくじけずにやってこれたのだと思います。

 先生には空手を知らなかった僕をここまで出来るように色々な事を教えてもらい指導してくれたことに感謝しています。

 お父さんお母さんが空手の送りむかえをしてくれている事も感謝しています。もし送りむかえをしてもらえなかったら稽古へ行けないし、行けたとしても今よりももっと稽古の時間が減ってしまいます。

 事務の先生、審査員の先生、スタッフの人達がいなくても黒帯にはなれなかったと思うので、その人達にも感謝しています。

 これからは困っている人がいたら助けてあげていじめられている友達がいたら見て見ぬふりをしないで、止めようと思います。

 止めるにも勇気が必要です。その勇気を出せるために空手と道徳を学んでいるんだと思います。

  これからの目標は技のキレをつけてもっと上手な組手を出来るようにしていきたいです。そのためには家でも時間の空いている時に拳立てをしたり、ミットを蹴ったりして積極的に稽古をしなくてはいけないと思います。

 あとは道場の仲間を引っ張っていき皆が黒帯になれるように協力したいです。そのためには皆の前で気合いを入れて全力で稽古をし、わからない人や間違っている人がいたらすぐに教えてあげたり、注意してあげたりして皆が上手になれるように頑張っていきたいと思います。

 

 中等部初段
 
当麻道場 
 

 今は目標としていた黒帯をとることができ嬉しい限りですが、ここでうかれずにさらに上を目指すことを忘れずにこれから先を過ごしていきたいです。

 それに今第一に行うことは今までお世話になった人や物に感謝することだと思います。

  今まで週2回、雨の日も風の日も雪の日も送り迎えをしてくれた親や空手の稽古の時はいつも一緒だった道着や帯、協力し合った仲間、それに一番お世話になった先生方など書いてしまえば数えきれないほどの人や物にお世話になりました。

  そのように支えてくれた仲間や物があったからこそ黒帯になることが出来たのだと思います。「ありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいです。

  今これだけの達成感があるというのは、やはり今までの修行を全力でがんばり自信をつけ、あきらめずに黒帯という夢にむかって走り続けたからだと思います。

  今まで空手を始めてからの数々の出来ごとはもちろん嬉しいことや楽しいことばかりではありませんでした。

  色々な困難な事があり、辛いことも多くありました。しかしそんなことであきらめてはいけないということを先生のお話や論語などから学びました。

  礼儀作法や相手に対する気持ちや心、学校では学べないたくさんの事を僕はこの空手道を通じて学びました。

  これからは空手で学んだすべてのことを忘れずに行動に移していきたいです。