2016年
 
 冬季昇級審査会第27回昇級審査会・第6回昇段審査会11月23日
 
 

 

 
 

今年も見届けたい。『黒帯誕生の瞬間』を―

日々寒さが厳しくなる最中、『第27回冬季昇級審査会』が11月23日に開催されました。

今回の『第27回冬季昇級審査会』は『第6回昇段審査会』も同時に行うこととなり、『昇段審査受審資格査定テスト』と共に3部門同時開催のボリュームのある行事となりました。

昇段審査には今回空手歴が8年から10年という言わば『ベテラン』の道場生6名が受審することとなり、各道場において注目されるものとなりました。

彼らの年代で10年もの長い期間を厳しい武道の稽古を継続して行うことは大変なことであり、その精神的な強さは賞賛に値します。

またそれだけの期間を道場で過ごしている彼らは何らかの形で後輩を指導する立場にあり、尊敬され信頼をも得ております。

よって今回の『第6回昇段審査会』は各道場の仲間の応援が熱いものとなり、昇段審査に挑戦する彼らの気持ちを高め、より一層気迫を感じさせるものにさせました。

 そして前回の『夏季昇級審査会』において連続組手のみ審査を行った『一般部黒帯』更新審査の型審査が行われ、神永初段(笹塚道場所属)が受審しました。

 審査される型の数はなんと15種類もあり、空手歴20年から30年以上にも及ぶ先生方によって細部にわたって「一般部黒帯としてふさわしい技量を携えているのか」を厳しく審査されました。

 『昇級審査会』と『昇段審査受審資格査定テスト』はともに組手審査が白熱した内容となり各道場の『応援合戦』も熱いものとなりました。

特に1対1で行う組手試合は多くの方々が注目し、見守る中で行われます。

それは子供ながらにも強いプレッシャーを背負いながらの『戦い』であり、大きな『試練』でもありますが、それを経験すると驚くほどの成長を見せてくれることが度々あります。

またその大きな『試練』にたった一人で対峙した際の仲間の応援は「ボクはひとりではないんだ…」と心に残る経験となるのではないかと思います。

長時間にわたって『熱闘』が繰り広げられた今回の『第27回冬季昇級審査会』。

当日の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい。

 
 
 昇段指導力審査
 

青武学舎ならではの『指導力審査』。初対面の子に『技と心』を伝える。

 

 

 
 

 細かく・思いやりながら指導しました。

 「強くなるんだよ」 かつての自分が見えたかな?
 
 
基本技審査

基本技審査は昇段・昇級審査合同で!初級・上級者の勇姿をご覧下さい!

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
昇段基礎体力審査
昇段審査受審者は一人一人皆が見守る中の挑戦!ファイト!

 

 

 

 
 
型審査
先生・先輩方の厳しい目が光る中?最後まで頑張りました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
白帯審査
初めての審査会。皆緊張しながらも気合いで乗り切る!

 

 

 

 

 

 

 
 
昇段型審査・昇段審査受審資格査定テスト
黒帯挑戦にする者とその後に続く者、そして初めての一般部黒帯更新審査・・・それぞれの挑戦をご覧下さい!

 

 

 

 
移動基本技審査
 

 

 

 
型審査
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 
そして最後は昇段審査挑戦者が残り、さらに難易度の高い型の審査を受ける・・・

 

 

 

 
一般部初段昇段審査(更新審査)
青武学舎初の一般部黒帯への更新審査に神永初段(笹塚道場)が挑戦! 長時間に及んだ過酷な審査に勇敢に立ち向かいました!

 

 

 

 

 

 
 
 
昇級連続組手
 
規定の人数を戦い抜くことが昇級の条件!自分に負けるな!

 

 

 

 

 

 

 
 
闘志溢れる受審者の表情をご覧下さい!

 

 

 

 

  

 
 
 

 

 
 
組手試合
 
3カ月ぶりの道場交流戦!仲間たちが見守る中、『熱戦』が続きました。

 

 

 
 上級者の激しい打ち合い!

仲間のためにも、負けられない ・・・
 
 後ろ回し蹴りが炸裂!
 

 

 

 捌いて逆転を狙う… 
 
炸裂!技有りの瞬間―
 
『 ガツッ』鈍い音が一瞬に響く…

 

気を抜くことの出来ない『真剣勝負』で心を学ぶ―

 
 
昇段審査挑戦者の前に立ち塞がる黒帯道場生の壁―
『強さ』で黒帯のあるべき姿を『直接』伝える。
 

『技一つ』で茶帯との『違い』を見せる!
 
 
最終試合
 最後は昇段を賭けた者同士の熱戦!
 
 
 

 

再延長戦まで勇敢に戦った両者を皆拍手で称える…
 
 
昇段審査合格発表
 
今回も審査終了後、迅速に採点をし即日合格発表となりました。

 

 

 

 
 野村初段 (高等部)
(当麻道場所属 空手歴7年11ヶ月)
*表彰制度 表彰者 (学級委員長)
 
 
 

 

天童初段 (高等部)
(下九沢道場所属 空手歴9年4ヶ月)
*表彰制度 表彰者 (部活動部長)
 
 
 
佐藤初段 (高等部)
(陽光台道場所属 空手歴9年7ヶ月)
 
 

神永 (一般部*更新)
(渋谷道場所属 空手歴11年5ヶ月)
 *表彰制度 表彰者 (部活動部長)
 
 
 
 
 厳しい昇段審査に一日立ち会い、目前に昇段した先輩を見つめる仲間たち。「いつかはボクも…」

 

 

 
 
来年の春季審査会からまた『黒帯への道』が始まります!皆さらに成長して春に再会だ!

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 夏季昇級審査会第26回昇級審査会・8月11日
 

 

 
 

 今年から『山の日』として祝日となった8月11日、厳しい暑さの中、『夏季昇級審査会』が開催されました。 例年より一カ月程遅い時期の開催となった為、中学生の部活動の大会などの体育行事も一段落し、各道場において比較的充実した稽古期間を経てこの日を迎えることが出来ました。

 今回の昇級審査会の特色としましては、前回の『春季昇級審査会』においてのオレンジ帯道場生の保留・再受審者が多く、今回初めて受審する道場生と合わせてこの帯の挑戦者の人数が多数を占めました。

 前回の審査会での悔しさを胸に…今回の審査会では型審査の直前まで課題型の稽古を行う者、組手審査では意を決して立ち向かって行く者など保留者道場生の『諦めない気持ち』を目にすることが出来ました。

 青武学舎においての昇級審査は『受審すれば必ず合格する』といった趣旨のものではありません。

少年・少女を育成するにあたり、失敗・敗北などの出来事に自分の心と向き合い、考えることを当道場では重要視しております。

負けるには自分自身に負けるなりの『何らかの要因』があると思われ、まだある程度の失敗が許される『子供という立場』の時分に少し苦い経験から避けるのではなく、(周囲が温かく見守った上で)多少悩み・落ち込みながらも再起することが大切だと考えております。

『当てる空手』によって厳しく叩き上げ、鍛えられながらにも直接身体で感じる『等身大』の自己の強さや弱さ。

『等身大』の自分自身が引き起こした結果・現実を目前に胸に去来する様々な思い―

親・兄弟、仲の良い友人でも立ち入り手を差し伸べることの出来ない、(失敗・敗北などの出来事から感じる)『心の領域』で一人思い・学んだ経験を「もう繰り返さない」と(時には小論文で書き表し・残しながらも)反省し、胸に留めて自分自身の心を自分の力で立て直すことが、心を『骨太に』強くすることに繋がるのではないかと思います。

その様な思考に到達するきっかけとなれば、(青少年を強く正しく育成する道場においては)『不合格』という『子供という立場』における小さな経験もマイナスに考えるのではなく前向きにとらえて頂けるのではないかと思います。

(実際に黒帯まで育った道場生の中では『不合格』の経験者も多く、保護者の方々からも有り難いことに後年に感謝の言葉を頂くこともあります。)

結果、今回オレンジ帯再受審者も見事に全員リベンジを果たし、青帯へと昇級することとなりました。

 上級者においては今回初の黒帯の更新審査が行われました。

青武学舎において、黒帯(初段)道場生は黒帯取得後、ある年齢・キャリアを積み重ねた上で『青少年の黒帯』から『一般部』の黒帯に更新する機会が与えられます。

小・中学生の時期に黒帯を収得し昇段するというのは、その『技量の高さ』の内容を考えると、(『子供という立場』でそれを達成したことから考えると)その『努力の度合い』は充分に賞賛に値することだと思います。

しかしながら幼さが残っていて当然な時期でもあるこの年代の少年・少女たちに『技量の高さ』・『努力の度合い』と同等の黒帯としての『自己の確立』や『社会的責任感』を求めて期待するのは厳しいのではないかと思います。

よって青武学舎では黒帯収得後、稽古を通じて彼らの成長を見守りながら空手という武術を体得した者としての『社会的責任感』を伝えながらも彼ら自身の『自己の確立』を見守る時期として一般部更新までの期間を重要なものと考えております。

 今回は神永初段(笹塚道場所属)が組手のみ、更新審査に挑戦しました。

各道場のベストメンバーに近い1級上級者が連続組手の相手として集結しましたが、最後まで健闘しました。

また今回の『昇段審査受審資格査定テスト』の内容を考慮し審議した結果、次回冬季昇級審査会とともに開催される予定の『第6回昇段審査会』受審者の最終的な選考が行われ、最終的にS(下九沢道場),T(下九沢道場),N(当麻道場),M(笹塚道場)各1級に今回欠場のY1級(下九沢道場)を加えた5名が昇段審査を受審することが決定しました。

この中から今年度も、『誠の道を志す空手道場』から黒帯を輩出することが出来るのか?  彼らの健闘を見守って頂ければと思います。

 

 
 開会式前

受付で黒帯先輩に番号を頂く!「頑張って!」

  

筆記テストの時を待ち『正座』
 

先輩から筆記テストを両手で頂く「オス!」

 

 「う~ん…」悩みながらも記入。
 
 
 

  

筆記テスト後少し長めの『黙想』。勝負の時を静かに待つ。

 
 
基本技審査

大きく掛け声を上げながら元気にスタート!気合いの入った表情に注目です! 

 

 

 

 

 

 

 

拳立て伏せはしっかり落として・・・

 

最近の子は柔軟は苦手?

 
 
 型審査
 

 

緊張しながらも…それぞれの帯の奮闘ぶりをご覧下さい!

 

 
 

 

 

 

 
 

 

 
 
白帯審査

気合いの入った初出場の白帯道場生!負けるな!

 

 
 

気合い入ってマス!

 

初めて会う空手家同士なので緊張気味?

 

高学年の子には『黒帯』先輩が相手します!

 

上手く出来たかな?

 
 

ハードな基礎体力審査の後の表情。良く頑張りました!

 

 
 
 一般部初段更新審査
(連続組手)

青武学舎初の一般部更新審査に挑戦の神永初段。4年ぶりの審査です!

 

 
 

黙想する横顔の先にズラリと並ぶ組手相手…

 

さすが一般部?技術体力ともに充実ぶりを発揮!

 
 

負けなしで見事に完遂!会場が拍手に包まれました!

 

他道場のライバルが健闘を労う。「お疲れさま!」

 
 
連続組手審査
最後まで戦い抜くのが合格の条件!ファイト!
 

ハードな連続組手の審査!最後まで諦めるな!

 

 
 
 
気迫が表れた『勇姿』にご注目下さい!
 

 

 

 

 

 

 
 
 白・色帯昇級審査会閉会式
 

不動立ちで先生方の話を聞く。会の最後までが審査です!

 

 
 
 
 
 昇段審査受審資格査定テスト

今回は今年の黒帯挑戦者の最終選考!気合いが入ってます!

 

 

 

 
 

 

 
 

型『臥竜』

 

型のテストはお手本として黒帯も参加。やはりキマってます!

 
 
 
組手試合
 

5カ月ぶりの『道場対抗戦』!今まで積み重ねてきた稽古を信じて―

 

 
 
 
 上級者道場生の『真剣』な表情をご覧下さい!

 

 

 

 
 
 
 

上段回し蹴り!「技有り!」

 

「勝った!」        「!・・・」

 
 
黒帯女子の激闘!

審査員の先生からお褒めの言葉を頂いたこの試合。

 

再延長戦まで縺れ込んだ激闘でした!

 
 
 
 上級者閉会式

岡本先生のお話は技術的面と精神的面からの総評と今後の対策について。真剣に聞く。

 

 
 
『第6回昇段審査会』受審者発表!

力強く合格宣言!

 

「頑張ります!!」

 
 
『黒帯への道』 
長い・熱い1日を終えて―

次回は僕も・・・

 

いつか、必ず・・・

 
 

白・色帯が帰った静かな会場で粛々と行われた激闘。審査会とは自分自身と向き合い『確認』をする場―

 

 
 
 
 春季昇級審査会第25回昇級審査会・4月29日
 

新学年の生活が落ち着き始めた頃』ゴールデンウィーク前半の4月29日、2016年最初の審査会である『春季昇級審査会』が行われました。

 今年度は3月に小学校を卒業し、中学1年生として『新生活』が始まった道場生の参加が多く、どことなくまだ慣れない中学校生活によるものか?彼らが醸し出す緊張感が漂う中での開催となりました。

(久しぶりに顔を合わせたそれぞれ所属道場が違う新中学生の道場生同士で中学校生活について語り合う姿が微笑ましかったです。)

 また前回から期間が空いていたことも影響し、幼年・小学生・高校生の参加者を合わせると100名を超える多人数となり大盛況となりました。

 型の昇級審査は全ての帯が厳しい採点制で行われました。

 今回は『再審査を行わない』ことを前提に熱心な希望者には受審できるような形式としました。

 しかしながら型審査においては、若干稽古不足であったように感じられました。

 結果、やはり甘くはなく残念ながら多くの保留者が出てしまいました。

 自ら勇んで受審を希望してもそれに伴い努力をするかどうかということが最も大切であり、それが出来なければ良い結果は出ないことを身を持って学んでくれたと思います。

 『ここからが勝負』― 今後の彼らの奮起に期待したいと思います。

 そして今回最も審査会の厳しさを知って参加したのは昨年の『冬季昇級審査会』における『第5回昇段審査会』で、合格者を横目で見ながら昇段が保留となった昇段再審査挑戦の3名と言えるでしょう。

 高校受験・部活動…様々な事情があったと思われますが、昇段が保留となった現実を受け止めて5カ月間悔しい思いをしながら稽古してきたこの3名の道場生。

  『思いを胸に』― 彼らの勇気ある再挑戦をご覧頂ければと思います。

 また今回は初めて女子による黒帯演武を行い長嶋初段(陽光台道場所属)と木村初段(渋谷道場所属)がこの日の為に磨いてきた技を披露してくれました。

 違う道場所属の同期生として黒帯を締めるまで幾度と組手試合で対戦してきた両初段。

 今回は初の演武での共演でしかもリハーサルは当日の数分のみという状況の中で見事に演武を成功させました。

 その他、『横一線の戦い』の『昇段審査受審資格査定テスト』や『道場対抗戦』の組手試合などボリュームのある行事となった今回の『春季昇級審査会』。

道場生の奮闘ぶりをご覧頂ければと思います。

 
 

ますはドキドキしながら?受付をします!

開会式の様子。いよいよ始まります! 
 
              
筆記テスト前に『黙想』
苦手な子が多い、筆記テスト。「う~ん…」
 
 
元気に「気合い入れてー!」
「オス!セイャッ!」
 
高学年の子も。
そして幼年の子も!
 
男子は蹴り技は苦手?
女子は軽快に蹴り上げます!
 
 
皆で元気に拳立て伏せ。
柔軟性のテストに挑戦!
 
 
型審査
 
 皆元気に頑張りました!それぞれの帯の審査の様子をご覧下さい。
 
 
 
 
 
     
 
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』 
上手く出来たかな?
 
 
 
白帯審査
初めての審査会!どの子も気合い一杯でした!
約束組手
 
 
 
 
 
     
 
初めての審査で少し緊張気味?
 
元気良く気合い!「セイ!」 
 
 
昇段型審査・昇段審査受審資格査定テスト
       昨年の昇段保留者の再挑戦― 皆が見守る中スタート!
 
 
 
 最前列には昇段再審査挑戦者が並ぶ。待ったなし!
 
 
   
 型審査
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基礎体力テスト
 
 ハードな内容ですが真剣に立ち向かう!
昨年悔しい思いをした黒帯挑戦者たちは何を思うか? 
 
 
 
 連続組手審査
 
ヘッドガード越しにも伺える彼らの戦う表情に注目です!
 
 
『当てる空手』ならではの迫力を感じさせます。ファイト! 
 
 
      
 
 
 中段回し蹴りが炸裂!
上段回し蹴りが襲いかかる!
 
受審者道場生の気迫の籠った表情をご覧下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
組手試合
 今年初の道場対抗戦!応援する仲間の表情にも注目です!
 
 
 仲間の応援を受けて― いざ『開戦』
 
 
      
 
 
中段突きで攻め立てる!
後ろ回し蹴りが炸裂! 
 
 
 
 「負けてたまるか!」
 
熱くも冷静に…
 
 
 上段回し蹴りの攻防
蹴るのも守るのも必死です! 
 
 仲間の戦いに熱い視線を浴びせる。
 
静かに見守る。頑張れ!一人じゃないぞ…
 
 
 『真剣勝負』― 戦いの合間にうかがえた真剣な表情をご覧下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は心を込めて…『礼』 「有難うございました!」
 
 
               
 
 
女子有段者特別演武 
●長嶋初段( 陽光台道場所属)
●木村初段(渋谷笹塚道場所属)
型『撃塞小』からの杉板・瓦試割り 
 
(違う道場に所属しながらも)試合で対しながらお互いを磨いてきた両初段。演武初共演!
 
 
 
  
 
 
 
 
木村初段の鋭い踵落しが杉板に命中!
 
 
長嶋初段はスピードの乗った後ろ回し蹴り!
 
  
 
 
最後は同時に瓦を真っ二つ!後日多くの後輩クンたちから「カッコ良かった!」との感想がありました!
 
 
        
 
 
白帯基礎体力審査 
 
初めての審査会での『試練』!負けるな!
 
 
 
 
 
 
 
 
思わず?「キツイ・・・」
 
 
最後までやり抜くこ大切!「負けるな!」
 
 
有段者・1級上級者連続組手 
 
 
今回初の試みの上級者連続組手!まさに『生き残り』をかけた横一線の戦い!
 
 
 
 
 
 
時には上級者らしく華麗な跳び技も!
 
 
スピードの乗った蹴りが炸裂!
 
 
 
 
気持ちと気持ちが交差します!
 
 
上級者の激しい『蹴撃戦』です!
 
   
 
 
今回再審査挑戦の黒帯の表情。『完全燃焼』の様子?
 
 
 
 
 
 閉会式
 
長い長い『戦いの日』を終えて何を思うか・・・
 
 
 
 
 
 
表情は様々・・・
 
 
しかしどの顔も爽やかな感じがします。
 
 
上級者組手成績優秀者・昇段再審査結果発表
 
 
先生からの総評を真剣に聞く道場生。
 
 
今回初の試みで上級者組手の優秀者が発表されました!
 
 第5回昇段審査追加合格者

鈴村初段
橋本道場所属 空手歴8年0ヶ月)
*表彰制度 表彰者 
(生徒会副会長)

村上初段
(橋本道場所属 空手歴8年0ヶ月)
*表彰制度 表彰者 
(学級委員長)

山田初段
(下九沢道場所属 空手歴8年9ヶ月)
*表彰制度 表彰者
 (学級委員長)
 
 
 
 
先生から直接帯が授与される!
 
 
「諦めなかった・・・」 本当に・・・おめでとう!
 
 
 
新しく黒帯も誕生し・・・次回『真夏の決戦』夏季昇級審査会へGO!
 
 
 
 
 
 冬季昇級審査会第24回昇級審査会・第5回昇段審査会11月23日
 
 
 
  今年も黒帯誕生の瞬間を見届けることができるのだろうか?

日々寒さが厳しくなる最中、『第24回冬季昇級審査会』が11月23日に開催されました。

今回の『第24回冬季昇級審査会』は『第5回昇段審査会』も同時に行うこととなり、『昇段審査受審資格査定テスト』と共に3部門同時開催のボリュームのある行事となりました。

昇段審査には過去最多の7名が受審することとなりました。

以前にもこのコーナーで説明致しましたが、青武学舎において昇段審査会に関しては毎年必ず開催する恒例行事ではなく、『該当者なしの場合は行わない』という『厳しいスタンス』を取っております。

そのような状況で行われる『厳しい選考』を潜り抜けて、晴れて今回7名もの道場生が昇段審査に挑戦することとなり、また『昇段審査受審資格査定テスト』の受審者も過去最大人数となったことから、今年で9年目を迎える現在の青武学舎上級者層の充実ぶりを感じさせるものとなりました。

よって新進気鋭の色帯道場生が多く受審する昇級審査会と合わせて、過去最大人数での審査会となりました。

昇級審査会は今回初参加の白帯道場生が多く、フレッシュな顔ぶれが元気な勇姿を見せてくれました。

『昇段審査受審資格査定テスト』は最前列に昇段審査挑戦の1級が『眩しく』陣取る中、それを追いかけるかの様相で、いつも以上に1級道場生たちの気迫を感じさせました。

次回の昇段審査にはこの中の誰が勝ち残り、挑戦するのかも注目していきたいところです。

 そして緊張感に包まれた厳粛な雰囲気の中、行われた『第5回昇段審査会』。

今回は例年と審査方針が異なり、今までどちらかと言えば連続組手における実力に重きを置かれていたものから、今回は『型の技量重視』のものとなりました。

少しのミスも許されず、細部に亘って型を審査される為、上級者として胆(はら)を据えて落ち着いて行うという精神的な側面も審査されるという、実に厳しいものとなりました。

事前に型重視の審査方針に変わる事は受審者には通知していた為、審査会の直前まで型を細かく確認しながら熱心に稽古する姿が各道場で見受けられました。

(その影響か、下部の写真にも見られるように受審者全員が覚悟の程が表れた、強く引き締まった良い表情をしております。)

 その他、やはりハ-ドな連続組手、多くの道場生が周囲を囲む中、一人一人行う為、手を抜く事が出来ない状況で行われました基礎体力審査も受審者の黒帯に懸ける真剣さが滲み出るような内容となりました。

また最後に余力を残し、至らない面を『熱意』で補いたいという受審者に対し(その気持ちを考慮するか否かは審査員に委ねるものとなりますが)ミットの打ち込みも任意で行われました。

結果的に受審者全員が希望し行いましたが、皆今まで見たことの無い様な真剣な表情で立ち塞がるミットに情熱の全てを打ち付けるかの様に立ち向かって行きました。

果たして今回も黒帯誕生の瞬間を見届ける事が出来るのでしょうか。

ご覧頂ければと思います。

 
昇段指導力テスト・筆記テスト
 
 

筆記テストは実技よりも苦手かな?

一斉にテスト用紙に飛び掛る。
 
 

筆記テストと同時に昇段審査受審者
の指導力のテストが行われました。

 初対面の子に優しく指導。
 
 
基本技審査
 
今回は人が多く凄い迫力でした!昇段審査との合同での気合い一杯の審査です!
 
昨年同様、昇段審査の道場生は最前列で厳しく審査。
 
緊張感のある上級者の表情。
 
元気一杯の色帯道場生の表情。
昇級審査の基礎体力審査。拳立て伏せに挑戦!
 
 
型審査
 
皆元気に頑張りました!それぞれの帯の審査の様子をご覧下さい。
 
茶帯型審査『平安Ⅴ』・黄帯型審査『平安Ⅱ』
 
 
緑線帯型審査『平安Ⅳ』
 
 
緑帯型審査『平安Ⅲ』
 
 
 
青帯型審査『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』・オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
 
 
 
誰が一番かな?!それぞれの帯の受審者の奮闘ぶりをご覧ください。
  
 
  
   
 
 
白帯審査
約束組手
初対面の道場生との対戦!どの子も気合いが入ってました!
 
  
 
 
 
白帯基礎体力テスト
今回は今年入門した白帯の元気な受審者が多く、現在の青武学舎の熱い勢いを感じました!
 
昇段型・移動稽古審査・昇段審査受審資格査定テスト
 
最前列の黒帯挑戦者の背中を追う1級道場生。『今』と『何時か』の静かな戦い―
 
今を全力で駆ける昇段挑戦者。「いつかボクも…」未来を熱く追う1級道場生たち。どちらも『真剣』です。
 
基本技審査
 
 
移動稽古審査
 
黒帯挑戦者も1級も…この日の寒さを吹き飛ばすような熱さを放ってました!
 
 
昇段審査受審資格査定テスト型審査
 
次は僕たちだ!未来の黒帯候補者の挑戦!
この中で次回黒帯に挑戦するのは誰か?覇気を持ち、熱く駆け上がれ!
 
 
 
型『臥竜』
 
昇級連続組手審査 
 
毎回ハードな戦いとなる道場対抗組手。最後まで皆頑張りました!
 

Aグループ

Bグループ
 

Cグループ

Dグループ
 
Eグループ

 
 
 
 
 
 
 
組手試合
 
『勝敗を決する厳しさ』 強く輝くのはどちらか?! 今年最後の『道場対抗戦』
 
青武学舎における注目の対決に熱い視線を向ける道場生たち。緊迫した空気が漂う中での対抗戦―
 
 
「負けてたまるか!」ヘッドガード越しにも気迫を感じさせる表情です。


しなやかに相手に放つ蹴技。

固い防御。
 
    
 
応援が真っ二つに割れたこの試合。延長戦にまで縺れ込んだ熱戦でした!(どちらも頑張った!!)
 
 
皆が注目した黒帯実力者の『初対決』!学級委員長対部活動部長!熱戦と試合後の固い握手に大きな拍手が送られました!
 
昇段連続組手
      
昇段審査受審者たちの勇気ある挑戦。誠の道『一以て之を貫く』為に―
  
女子・軽量男子の部
各道場の女子の実力者中心の戦い。それぞれの勇姿をご覧下さい!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中・重量男子の部

『巨大な壁』として黒帯も加わったこのグループ。気合いで立ち向かえ!
 
 
   
等身大の自分と向き合う瞬間。全ての現実を受け止める強い心を―
 
 
黒帯と戦った後の受審者の表情。悔しさか?もしくはプレッシャーから解放された安堵感か…
 
昇段型審査
 
『凜』 嘆き顔ではなく追い込まれた状況に責任を持ち対峙する。覚悟を決めて―
   
型審査基準が厳しくなった為、追い込まれた受審者たち。しかしその表情は・・・実に良い表情です!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基礎体力審査
『限界』 容易く口には出来ない言葉の重さ。自己に問いながら1ミリづつ掘り下げて―
 
規定の回数を数えるのはぐるりと囲んだ全参加者?!独自の緊張感が漂っていました・・・
   
 
   
 
 
ミット打ち込み
 
『全身全霊を賭ける―』何の為の試練・審査なのか?その領域に触れる事で初めて感じる心『誠』
 
受審者の任意で行われたミット打ち。思いの全てを打ち込み、後悔の無い様に・・・魂が『吠える』!
 
   
 
   
 
 
          
昇段審査合格発表   
    今回も迅速に集計を行い即日合格発表となりました。黒帯が誕生する瞬間です!
 
今回は惜しくも3名の保留者(不合格ではなく)が出ましたが、以下4名が見事に昇段となりました!
           
上野初段
(当麻道場所属 空手歴8年4ヶ月)

長嶋初段
(陽光台道場所属 空手歴8年7ヶ月)
*表彰制度 表彰者 (学級委員長)
 
 
 
木村初段
(下九沢道場所属 空手歴5年4ヶ月)

木村初段
(渋谷道場所属 空手歴7年1ヶ月)
*表彰制度 表彰者 (学級委員長)
 
 
 
*他3名の受審者は審査員の先生方との話で「今回の成績では本人も納得はしないのではないか」との意見があり、審議の末「仮帯は授与するが次回以降の審査会で不足部分を再審査する」という保留措置が採られました(年最終稽古での正式な帯授与はなし)。
 
(閉会式後、彼らの正式な昇段を期して道場関係なく1級の仲間たちから熱いエールが送られてました。青武学舎は次回審査会以降の彼らの奮起に期待しております!)
 
 
 
今回の昇段者全員で1枚!どの顔も試練を乗り切った充実した良い表情をしています!
 
全ての戦いが終わり今思うことは・・・ 来年春に向かって『誠の道』を目指し、出発だ!
 
 
 
夏季昇級審査会第23回昇級審査会7月20日

 
例年に漏れず、今年も蒸し返すような暑さの中『夏季昇級審査会』が開催されました。

 今年も熱中症対策としまして受審者を厳選した上で『同時開催の2部制』により進行しました。

まだ幼く体が余り丈夫ではないと思われる幼年・初級者(白・オレンジ・青・黄帯)の部は会の前半に先に審査を終了し、一度その部のみの閉会式を行った後に中・上級者の部の審査・組手試合が進行されました。

また少しでも風通しが良くなる様にと、今回は受審者も厳選しました。

それでも『昇段審査受審資格査定テスト』や組手試合に出場する道場生を合わせると100名近い多人数となりましたが、 多くのスタッフの方々の協力を得て、事前に対策を施しながらも(多々アクシデントはありましたが…)最後まで猛暑の中、無事に開催することが出来ました。

 昇級審査の型審査の方は全帯「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

(今回は全体的に残念ながら数名の保留者が出てしまいました。保留となってしまった道場生には奮起を促したいところです。)

組手審査は全帯『連続組手』方式(最後までやり遂げることが合格条件)での審査となりました。 蒸し返すような暑さの中、体力的には大変厳しかったと思いますが、接戦が多く白熱した戦いが繰り広げられました。

『昇段審査受審資格査定テスト』は過去最大人数での開催となりました。

今年の昇段審査受審者の最終選考を兼ねて行われた今回の査定テスト。

「最後まで勝ち残るのは誰か?」といわれる『昇段審査受審資格査定テストの世界』は決して容易なものではありません。

特に今回は今年の昇段審査に挑戦する『最後のチャンス』をつかむためにと、いつも以上に1級道場生たちの意気込みが感じられ、改めてこのグループの競い合いの厳しさを感じました。

2015年度の昇段審査受審者がついに決定する今回の『夏季昇級審査会』―
 
 今年度、昇段審査会に挑戦するのは誰でしょうか?

この『黒帯への道』のコーナ-を通じて彼らの健闘を見守って頂ければと思います。

 
受付を行う1級先輩。昔の自分を思い出す?
開会式の様子。いよいよ始まります!
 
     
筆記テスト用紙を先輩から頂く。もちろん両手です。
 
 
先生の「始め!」の合図とともに、一斉に答案用紙に飛び掛る?受審者たち。
 
 
基本技審査
今回は厳選された『頑張り屋さん』による審査会。それぞれの元気な姿をご覧下さい!
パパ・ママが助けてくれない中で・・・ 自分を信じて、気迫を込めて「気合い入れて!」

 
 
     
 
 
 
基礎体力審査
拳立て伏せはいきなり出来るものではありません。普段の努力の度合いが審査されます。

先生に呼ばれて柔軟性テストの見本を行う先輩。見事! 先輩の様には簡単にはいかない・・・
 
 
型審査
それぞれの帯の審査の様子をご覧下さい。
 
茶帯型審査『平安Ⅴ』
 
 
緑帯型審査『平安Ⅲ』・黄帯型審査『平安Ⅱ』
 

青帯型審査『太極Ⅲ・平安Ⅰ』・オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
 
 
  
 
誰が一番かな?各帯の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい!
     
 
  
 
      
 
 
白帯審査
 
約束組手
仲間と観客席の方々の視線が集中する中で・・・ 皆負けずに頑張りました!

  
 
 
基礎体力審査
白帯道場生の厳しい厳しい基礎体力審査。小さい子も必死に挑戦します!
 
 
 
昇級連続組手審査
 
最後まで完遂しなければならない試練!諦めずに最後まで戦い抜け!
 
Aグループ
 
Bグループ
 
 
 
黄帯の先輩に挑戦のオレンジ君! オレンジ帯の子は初めての組手審査です。
 
 
 
黄・青・オレンジ・白帯審査会閉会式
 
夏季昇級審査会につき先に初級者の審査会を閉会します。
先生の総評を正座し真剣に聞く受審者たち。暑い中良く頑張りました!
 
 
昇段審査受審資格査定テスト
 
今年の昇段審査挑戦者の最終選考を兼ねた『最後の戦い』―この中から飛び出すのは誰か?
過去最大人数での開催となった1級査定テスト。青武学舎の実力者の層が随分と厚くなりました!
 
 
 
 
 
 
 
上級者のハードな基礎体力テスト。拳立て伏せを延々と繰り返します・・・
 
 
有段者実力査定テスト
全道場後輩たちの視線と厳しい先生方の視線を受けながら・・・細やかに審査されました。
 
 
 
 
組手試合
      
前回の試合から3カ月・・・それぞれの『道』の確認の時―
 
いよいよ上級者同士による道場対抗戦!大きな応援の声が・・・「ボクたちの先輩!頑張れ!」
 
 
試合直前の緊張した表情。「負けないぞ!勝つ!!」
 

上段回し蹴りがヒット!
変則の上段回し蹴り!
 
 
 
寸前のところで避ける!受ける!!
 
慎重にガードを固め・・・隙を見せないように攻め抜く―
 
技有りの瞬間。ほんの『少しの油断』が勝敗を分けるその時―
 
 
   
 
『真剣勝負』 ヘッド・ガード越しにも「勝ちたい」という思いが伝わります・・・
 
判定が下される瞬間。試合に対する『思い』が強ければ強い程・・・
 
今回は上級者女子の試合で熱戦が多かったです!良く頑張りました!
 
 
最終試合
大平初段が全試合を締める。その充実ぶりに先生方からそろそろ『黒帯対決』をどうか・・・の声が!
 
 
 
閉会式 
 
非常に暑い中、熱い熱い戦いが終了しました―
 
 
完全燃焼出来たかな?中級者も上級者も良い表情をしています。
 
今回の査定テストの結果で正式に昇段審査挑戦が決定した1級道場生。皆の前で合格宣言!
 
 
次回はいよいよ第5回昇段審査会!『冬季昇級審査会』に向かって上級者道場生で『気合い!』
 
 
 
 
最後に・・・
帰り際に各道場黒茶帯達に話をされる岡本先生。「強くなって冬に再会だ!」青武学舎らしい光景です。
 
 
 
 
 
春季昇級審査会第22回昇級審査会4月29
 
  2015年、最初の審査会である『春季昇級審査会』がゴールデンウィーク前半の4月29日に行われました。

 今年は例年と比べると1ヶ月程度遅れての5ヶ月ぶりの開催となりましたが、随分久しぶりの開催に感じられました。

 そのせいか道場生たち各々、他の道場のライバルたちと談笑し近況報告?をする場面が所々で見受けられて微笑ましかったです。

前回から期間が空いていたことも影響し、『昇段審査受審資格査定テスト』や組手試合に出場する道場生を合わせると100名を超える多人数となり大盛況となりました。

型の昇級審査は全ての帯が厳しい採点制で行われました。

今回は型審査においては、風邪・インフルエンザ(学級閉鎖も含む)による欠席などの影響から全体的に稽古不足の状態でした。

しかしながらしばらく審査会に出場することが出来ずに悔しい思いをしていた道場生も多く、その配慮措置として、特別に今回は『再審査を行わない』ことを前提に熱意のある人には受審できるような形式としました。

『再審査を行わない』ということによって緊張感が増したのか結果的に奮起を促すこととなり、より積極的に型を学ぶ姿勢が受審者に見えてきました。

そこでやる気が表れてきた良い流れに乗って全員が合格出来ることを目標として、今回初の試みですが審査会開会前に『全道場交流型稽古』を行うこととなりました。

普段は一緒に稽古をする機会のない道場生同士が、合格を目指し審査会当日に最後の集中稽古を行うことによって意識を高くするように導き、今後の意欲向上に繋がるものとなれば…と考えてのものです。

結果程良く緊張感のある空気の中、集中した稽古を行うことが出来ました。また他の道場のライバルを意識し頑張る様子が伺え、その後に行った昇級連続組手も白熱したものとなりました。

(この効果か?今回はほとんどの受審者が合格し、後日昇級となりました。)

『昇段審査受審資格査定テスト』は、結果的に前回誕生した黒帯はたった一人であったという現実を目前で見届けることとなった1級道場生たち。

 「やはり黒帯は甘くない…」という危機感を感じたか、緊迫した雰囲気の中での開催となりました。

このテストの1級受審者も随分人数が増え、その影響かレベルも向上し、組手においても型においてもその競い合いは回を重ねるごとに厳しいものとなってきたのを今回実感しました。

 2015年最初の『昇段審査受審資格査定テスト』はまさに『横一線の戦い』―

 1級道場生たちにとっては黒帯挑戦に向けて幸先のいいスタートを切りたいところでしょう。

  この『黒帯への道』のコーナーを通じて今年も彼らを見守って頂ければと思います。

 
 
開会式前
 
 
まずはスタッフの方々総動員で受付を行います。先輩も優しく後輩クンに接します。

 
今回特別に行われた審査会直前の型稽古の様子。帯ごとに分かれて特訓!
 
普段は余り交流のない道場の仲間と少し緊張しながら最後の確認を行いました。
 
 
筆記テスト直前の様子。黙想しながら待ちます。
 
筆記テスト中は1級先輩がチェックします。
   
 
 
 
開会式
先生から開会の挨拶と注意事項の説明を受ける。静かに開会の時を待ちます。
 
 
基本技審査
 
多人数での迫力のある大きな掛け声!受審者の気合いの入った表情をご覧下さい!
 
 
 
 
 
 
 
基礎体力審査

拳立てを延々と行う上級者の審査。

苦手な子が多い柔軟性の審査。ガンバレ!
 
 
 
型審査
それぞれの帯の審査の様子をご覧下さい。
 
 
茶帯型審査『平安Ⅴ』
 
緑線帯型審査『平安Ⅳ』
 
緑帯型審査『平安Ⅲ』
 
黄帯型審査『平安Ⅱ』
 
青帯型審査『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』
 
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
 
誰が一番かな?各帯の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい!
  
 
 
  
 
 
 
 
 
白帯審査
 
約束組手
初めて審査を受ける白帯の道場生!緊張しながらも頑張りました!

  
 
基礎体力審査
厳しい厳しい基礎体力審査。先輩たちも応援しながら見守ります。
 
 
 
昇段審査受審資格査定テスト
今年も黒帯への挑戦権をかけて― 昇段審査受審資格査定テスト開戦!
 
基本技審査
 
 
 
応用技審査(移動稽古)
 
 
 
 
型審査

型『臥竜』

型『十八』
 
 
 
 
今年黒帯を締めるのは誰か?各道場1級(準指導員)道場生の奮闘ぶりをご覧下さい。
 
 
   
   
 
  
 
横一線の厳しいレースを勝ち上がるのは誰か?黒帯を目指して飛び出せ!
 
 
 
昇級連続組手審査
合格条件は最後まで諦めないで戦い抜くこと― 自分自身の力で乗り越えろ!
 
Aグループ
 
 
Bグループ
 
 
Cグループ
 
Dグループ
  
 
Eグループ
 
 
  
 
各帯それぞれ全力で頑張りました!ヘッドガード越しに『闘志』が伺えます。
  
 
 
組手試合
各道場代表ライバル同士の5か月ぶりの真剣勝負、今始まる―
普段の稽古において自分を慕って付いて来てくれる後輩達の目前で・・・全力で立ち向かう!
 
上段回し蹴り!「技有り!!!」
 
闘志が思わず滲み出る?豪快な跳び技!
 
    
ファイト!男子に負けない上級者女子の磨かれた技と最後まで諦めない心。
 
   
延長戦にまで縺れ込んだ接戦!仲間も見守ります。
 
 
真剣な中で繰り広げられるギリギリ一杯の技のしのぎ合い―
 
  
打合いの際の表情。ハードな『当てる』空手だからこそ、子供達に伝えられる心も確実にあると思います。
 
 
そして熱戦は激しく続きます。何年後かの戦う自分の姿を思い?見守る幼年部の子たち。
 
 
 
『質実剛健』 今回も攻守ともに一際違う存在感を見せた黒帯道場生―
黒帯の崩れない堅いガードとズシンと響く強い技。
 
組手では磨かれた『強さ』を見せ、最後は黒帯が自から深々と頭を下げ『礼』。
最終試合でO初段が青武学舎黒帯のあるべき姿をきちんと体現してくれました!
 
 
 
~審査会終了後~
 
閉会式の様子。長い長い審査会を終えて何を思い感じるか?
 
 
 
試合後は所属道場の枠を超えて全道場生仲良く談笑するのが青武学舎審査会の恒例の風景です。
 
 
 
ライバルが手を差し出すとなんと跳び蹴りで応える!??? 皆大爆笑!(笑)
 
 
最後は参加者全員で天に正拳!次回は夏季審査会でさらに強くなって再会だ!
 
 
 
 
 
2014年
季昇級審査会第21回昇級審査会・第4回昇段審査会11月24日

 
 11月に入るとともに急激に寒くなり『冬の始まり』を感じさせるような気候となったこの日、いよいよ今年最後の審査会となる『冬季昇級審査会』そして青武学舎『第4回昇段審査会』が同時に開催されることとなりました。

 以前にもこのコーナーで説明致しましたが、青武学舎では昇段審査会に関しては毎年必ず開催する恒例行事ではなく、『該当者なしの場合は行わない』という『厳しいスタンス』を取っております。

そして今回、当初昇段審査受審者候補に挙げられていた3名のうち2名は「現時点での昇段審査受審は時期尚早」との判断が審査員の先生方から下されてしまいました。

 よって今回は昇段審査会史上初めてとなるたった1名のみの昇段審査会となりました。

 しかしながら今回挑戦することとなった大平1級(下九沢道場)の実力も前回の『夏季昇級審査会』の時点での審査員の先生方の評価は厳しく「現状では昇段は難しいのでは…」という意見が多く見受けられました。

その様な評価を真摯に受け留めた彼は奮起し、(限られた時間の中)先生と共に必死になって4カ月もの間厳しい稽古を積み重ねてきました。

 たった一人の挑戦―

(過酷な状況になることは予測出来ていたと思われますので)当日は覚悟を決めてきたのか?4カ月前の『夏季昇級審査会』の頃とは違う引き締まった表情で昇段審査に臨みました。

(青少年期の若者は真剣に何かに対峙することによってここまで表情が変わるものなのか、と改めて痛感しました。)

『たった一人の昇段審査会』が醸し出す独特の緊張感の影響か?組手試合・連続組手ともに接戦の多い白熱した内容となりました。

 型の昇級審査は全帯「順番間違いは許されない」という厳しい採点制として行われました。

いつもながら「ミスをしないように…」と緊張した面持ちで審査開始の直前まで型の確認稽古を行う色帯道場生の姿が会場の至る所で見られました。

 『昇段審査受審資格査定テスト』は昨年同様、昇段審査と合同に行われました。

『今現在』昇段審査に挑戦している者と、『何時(いつ)か』私も黒帯に挑戦したいと未来を見据えている者との対比がどことなく表れたものとなり興味深いものとなりました。

特に『昇段審査受審資格査定テスト』として参加していた1級の道場生の数名は早くも来年の昇段受審を先生から告げられており、「来年はボクが(私が)この場で挑戦するんだ!」と明確に意識しているのが表れた『水準の高い』ものとなりました。

(その数名は審査員の先生方の評価も高かったです。)

彼らの視界には最前列で昇段審査に必死に挑戦している大平1級がどのように映ったことか?

気になるところです。

今回も昨年同様、『昇級審査会』『昇段審査受審資格査定テスト』『第4回昇段審査会』と長時間に亘って行われた『冬季昇級審査会』。

その模様を勇敢に挑戦した道場生の皆さんに敬意を込めて、『熱く燃えた長い一日』を極力お伝え出来る様、数多くの写真を使ってレポートします。

果して今年度、黒帯は誕生するのか?

当日の道場生の奮闘ぶりをご覧下さい。

 開会式前

開会前のミーティング。自分の係を確認。

受付は高学年の先輩が頑張ってくれました!
 
 

黒帯は記録用紙に採点も行います。

昇段審査『指導力審査』。
思いやって丁寧に教えます
 
 
 
 
 
基本技審査
 
 
今回は昇段・昇級審査合同で行いました。受審者の気合いの入った表情をご覧ください!
 
 
 
 
  
昇段審査は更に細部に亘って技を審査されます。
 
 
型審査
 

それぞれの帯の道場生の奮闘ぶりをご覧ください
 
茶帯型審査『平安Ⅴ』
 
 
 
緑線帯型審査『平安Ⅳ』
 
緑帯型審査『平安Ⅲ』
 
黄帯型審査『平安Ⅱ』
        
 
青帯型審査『平安Ⅰ』『太極Ⅲ』
 
オレンジ帯型審査『太極Ⅰ・Ⅱ』
 
 
誰が一番かな?!それぞれの帯の受審者の奮闘ぶりをご覧ください。
 
  
 
  
   
 
 
  
  
 
 
白帯審査
約束組手
 
初めての審査会。かなり緊張していましたが、大丈夫だったかな?
 

初対面同士での約束組手。
うまく出来たかな?

高学年の白帯受審者は
茶帯先輩が相手をします。
 
   
 
昇段型・移動稽古審査・昇段審査受審資格査定テスト   
 

昨年同様昇段審査と査定テスト合同で。最前列固定で昇段審査挑戦者が並ぶ。
 
 
 
 
 
 
 
「来年は僕が(私が)・・・」 この中から誰が飛び出すか?1級黒帯候補者たち
       
 
 
ここからは覚悟を決めて・・・ 『たった一人』の挑戦―
この日の参加者全員が見守る中、昇段審査は『たった一人』で続けられました。
 
 
 
~ここで審査時の写真を交えて第4回昇段審査会受審者をご紹介します~
 
  
大平1級
 (下九沢道場所属・空手歴7年4カ月
・H26度青武学舎表彰制度 表彰者*学級委員長)
 
 
苦しい移動稽古の審査ももちろん一人きりで行います。
 
拳立て伏せの審査は合同で。昇段審査受審者の彼の『落とし方』は一味違いました。真面目な姿勢と日々の努力が表れています。
 
 
有段者実力査定テスト

『黒帯への道』の先の世界。 志は高く『誠の道』を目指して―
黒帯同士の『静かなる戦い』―  皆の前で磨いてきた型を披露します。
 

型 『撃塞小』

型 『撃塞大』
 
 
 
白帯基礎体力テスト
先輩たちが見守る中延々と続けられる基礎体力テスト。負けるな!
 
 
昇級連続組手審査 
 
今回は接戦が多く苦しい組手が続きました。彼らの頑張りをご覧ください。
 
Aグループ
 
 
 
Bグループ
 
 
Cグループ
 
 
Dグループ
 
 
          
 
        
 
 
 
 
組手試合 
 
「やはりキミもこの場所に帰ってきたか・・・」強さを求める者同士の4カ月ぶりの『再会』
    
 
 
 
いつもの顔。 「あまりお話した事は無いけど・・・」 分かり合えるライバル同士の『心の背比べ』―
 
 
『間一髪』
 
「何としてでも成し遂げる」。そんな強い気持ちがかき集める細心の『注意力』  
 
   
 
 
 
 
 
 
『一撃』
   
 
ギリギリまで追い込まれた時に初めて発動する人間の奇跡的な『集中力』
 
   
 
 
 
『勝敗』
 
「ここから先をどうするかが大切」 結果から学びあり。現実と向き合う心。
 
 
 
『感謝』
 
対戦相手は同じ苦しみを乗り越えた『同志』。だから短い時間でも心を込めて伝えたい。
  
 
  
 
 
 
 
最終試合
『今年の青武学舎を牽引してきた二人』と言っても良い彼らによる熱戦。『年内最終試合』
 
延長戦にまでもつれ込んだ激しい『熱戦』に―
 
 
昇段連続組手
   
 
信じれるものは己のみ。『心』を確認して、覚悟を決めて。 さあ、「行くぞ!」
 
「よし!」大平1級、気合いが入ってます!決して威圧しているのではないのだが…対戦相手たちの『壁』
 
地味ながらも突きと下段回し蹴りで着実に相手を崩していく大平1級。
 
 
 
今回も大きな壁として立ち塞がった黒帯道場生の存在
黒帯の『圧力』と容易に崩せない『型』。 さあ、どうする?!
 
最後は同日入門の仲間のY1級と。「あと少しだ。負けるな!」
 
ミット打ち込み
 
『全身全霊を賭ける―』何の為の試練・審査なのか?その領域に触れる事で初めて感じる心『誠』
同じ下九沢道場の先輩である栗本初段の持つミットに全てをぶつける。
 
 
『完全燃焼』 ライバル道場関係なく労をねぎらう『仲間』たち。心から「ありがとう…」。
 
昇段審査合格発表   
  
今回も迅速に集計を行い即日合格発表となりました。黒帯が誕生する瞬間です。
 
集計の結果及び審査員の先生方にもお許しを得て、見事に合格となりました!岡本先生より仮帯が授与されます。
 

昇段者挨拶。凛々しくしっかりと感謝の気持ちを伝えました。

来年度の候補者と推薦者。もう未来へ目線は向かっております。
 
 
また4カ月後、この場所で・・・ライバルたちよ!お互いに鍛えて強くなって、より大きくなって・・・春季昇級審査会で再会だ!
 
大平初段誕生!この日参加の黒帯先輩たちと1枚。おめでとう!
 
昨年も彼は乱入したのでは??? 今度は君が昇段だ!